名義 をぶち立てるにあたって

という記事が、EDMProdに上がってて、読んだら意外と面白かった。

名義 なんぞいつ必要になる?といった疑問をお持ちの一般の方も案外多いです。有名でもないお前がカッコ良さげな名前を名乗ること自体がクソダサい、と面罵されたこともあります。
ちなみに僕の名義はかれこれ25年近く使ってるもので、大学のときのニックネームから。
本名もよくカブるけど、ここんとこ名義のほうもよくカブるんで、エゴサ用ライフストリームが常時膨満感です。

How To Find An Artist Name (That Stands Out) - EDMProd
How To Find An Artist Name (That Stands Out) – EDMProd

元記事で言われているのは、まず話のマクラとして「別名を持つ」のは音楽ビジネス上で有効です、と。名義の由来から会話をスタートできるのはたしかに得です。
ただし既存の企業や製品と見紛う名義を付けてしまった日にゃ賠償も求められかねないので、トラブルを招かぬようあらかじめしっかりググっておきなさいと。
Googleだけでなく、宣伝の場となるソーシャルネットワーク上も精査して、効果の最大化(省力化)をも図ったならなお営業もラク、というわけ。

字面としてどうあればいいか(元が海外記事なので、日本人のテイストとはズレると思う;具体例は元記事をチェック)というと、

  • 説明的(何をする企業かわかるような名前、みたいな)
  • 示唆的(音楽のスタイルを織り込む)
  • 隠喩的(既存の単語のイメージを仮借するためにモジる)
  • ネオロジカル(既存の単語のイメージを仮借するために一部使う):たぶん、英語の接尾辞等を使って自分を示す新しい語彙を創ることを指すと思われる
  • 歴史的(歴史的な人や事物にちなむ)
  • 思いつき:いま日本ではこれが多いかもしれない

日本だと、既存の海外有名アーティストの名前をモジったり、既存の映画や小説等のタイトルをモジッたものが流行った時代もありましたね。当時はひぃ〜と思ったもんですが、でも許可は取れてたかもしれない。
近年は、かつてブログのPV競争があった頃に「記事名とブログ名と、どっちがどっちかわからない」と言われてたのと同様、「曲名とバンド名と、どっちがどっちかわからない」(オードリーの若林さんだったかな、言ってたの)パターンがありますね。ネガティブなワードを活用したアーティスト名も結構見かけます。海外だとMUST DIE!とか?

方向性がハッキリしていない作りかけの曲を保存する際、後で改名しようと「001」という名で保存したりします(が、実際にこういう作りかけが完成に漕ぎ着けることは極めて少ない)。
残念ながらSoundCloudのような場所に曲を初めてアップするとき、アカウント名を確保して後で変えるなんてのができないこともあるんですよね。
元記事によれば、こうした場合、すぐに自分のアカウントをオープンにするのでなく、しばらくの間テストランさせて各Webサービスをこの名義で渡って歩く感覚を身につけてからビジネススタンスに切り替えるのがいいそうです。

名前が決まるまで、名前を決めようと思っていることを口に出してはいけない、とも。
これは、アドバイス罪…みたいなもので、頼んでもいないのに「こんなのどう?」「あんなのどう?」「君の言うそれはダメだ」と首をツッコんでくるのがいるから。
そもそも論として、どんだけカッコイイ名義を名乗っても創作物がショボいと本末転倒なので、未熟なものをカッコイイ名義で先走って公開したりせずに、急がずに取り組んでいくように、と元記事では推奨されていました。

元記事は、元記事は、っつうけど自分はどうなのかっていうと、それぞれのやり方でやればいいと思います。が、せめて名義のカブりくらいはあらかじめチェックしてくれよとは思いますね。
活動分野が違うなら間違われることも少ないでしょうけど、大きな声で言いにくい趣味をお持ちの方のTwitter垢(HNも?)がカブってきたと気づいて、けっこう長いこと頭を悩ませたこともあります。