Witch Pig “Black Mirror Reverb”
Witch Pigというデベロッパーからフリーのリバーブ、Black Mirror Reverbがリリースされています。
初めて聞くデベロッパー?と思いましたが、以前Alien Step Muthaを見かけたことがありますね。ほかにも色々フリーのプラグインがあるみたいです。
ゲットするにはYouTubeのチャンネル登録を行う必要があるように見えますが、実際にはチャンネル登録まで行う必要はないみたい。
機能、操作感
うちで動作を確認したのは、このBlack Mirro ReverbとBangkok Ping Pong。
インストール後、DAWを起動する際には実行許可云々のアラートが表示されますが、例によって、macOSであればシステム設定の「プライバシーとセキュリティ」で許可すれば一応は開く模様。
ただし、Logic Proでは非互換またはクラッシュすると表示され、Ableton LiveではVST3はロードできませんでした。あとでReaperも試してみます。
デベロッパーのサイトによれば、全ての環境での動作チェックは金がかかるし面倒なので行っていないとのことで、この動画で見られるナイスな画像部分は必ずしもすべてのDAWで表示されるとは限られないそう。実際、Bangkok Ping Pongのウィンドウ内には”Click here to import JIF”と記されており、JIFがなにかJUCEの動作に必要なものなのかと思ったら、GIFのタイポのようでもあり。
csrutilをイジって未署名のプラグインを動作可能にせよといった案内がデベロッパーページに記されていますが、個人的にはあまりオススメしません。試してみる方はどうか自己責任で。
効果としては、リバーブというよりもややLo-fiな歪みを伴うエコー、それもデジタル感が比較的薄く、得られる効果の幅こそ少ないもののなかなか面白いと思います。
つくづく、この欠けている画像部分とともに視覚+聴覚で効果を味わいたかった。