「いつその仕事を選んだか」のインフォグラフィック

When People Find a New Job | FlowingData(Nathan Yau)
When People Find a New Job | FlowingData(Nathan Yau)

日本の事例ではないんですが、11万人以上の参加者を対象にした「その 仕事 に就いた時期」をまとめたインフォグラフィックが大変興味深いです。
もちろん標本数の面で除外される方々がきっとおられるのでバイアスは考慮しなきゃいかんでしょうけど、だとしたらどういった方々が標本対象外になり得るかと、その辺りも考えるとなお(頭の体操的にも多様性の理解のためにも)興味深いです。
そもそも転職をしなかった人は除外されてますんで。

一応このグラフはピークの年齢が出現するのが早い順に並んでいるようですが、年齢の間口が狭い/広い順に並べても面白そうです。

ティーンエイジの間に選ぶ職と、その経験を元に20代の間に選び直した職、さらにそうして積んだ経験や知識を元に中年以降にスイッチした職と、当然のことながら傾向が表れていて、おおむねある程度高年齢になってから選べる職というのは間口が広い傾向があるようですね。

ミュージシャンやスタジオ仕事なんかはどうなんでしょうかね。「Misc. entertainment attendants and related workers」に当たるのかな。
20歳前後に志し、夢潰えた後はその年齢に応じた職種に転換、いや、まあそれはミュージシャンに限らず誰しもそうなんでしょうけども。

Fast CompanyのSee how the jobs we get change as we age(アーカイブ)にも、職業訓練の必要/不要などの点で分析記事が載ってましたんで、興味ある方はどうぞ。

海外で生きて行くってただカッコイイ!という訳ではないんだな、と改めて考えさせられました。