Wavesfactory “Re-Esser”

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Wavesfactory “Re-Esser”

WavesfactoryからDe-esserならぬRe-Esserがリリース。
摩擦音を強調する…というのではなく、一般的なディエッサーだと出力音が鈍く生気が失われがちと感じたWavesfactoryの開発者が自分好みの出力音を得るために作ったということらしい。

情報
  • Windows, macOS対応
  • VST, VST3, AU, AAX
  • 定価€99.00、イントロ価格€69.00

今ひとつよくわからないので、トライアル版をダウンロードしてみたところ、つまりM-S分離みたいな方式で摩擦音とそれ以外とをソフトウェア内部で別系統に分け、それぞれに対し別のエフェクトで加工できる仕組みになっています。
意外とこれが便利なのは、たとえばビットクラッシュなどの処理を加えると摩擦音が汚くなってしまうみたいな場面。摩擦音とそれ以外を別々のエフェクトチェーンで処理できるため、自分の理想に近い出力音をこのソフト単体で得られることになります。

この構造は同社のQuantumでも見られたもので、あちらはトランジェント部分とそうでない部分とに分けて別処理するものでした。

また、他社で似た手法のものとしては、time off audioのものがあります。