Voxpat 2 は今後に期待

Rekkerdに Voxpat 2 voice generator by Digital Brain Instruments 40% offなる記事(Voxpat 2 voice generator by Digital Brain Instruments 40% off)が上がってて、Voice Generator? 面白そうだと思ってチュートリアル動画見てました。

結果、Voice Generatorってか、僕らがふだんいうところのVoice Processorでありました。
実在しないクリーチャーや機械の音声をGenerateすると言いたかったんでしょうかね。

近年、SFX用途のスタンドアローン式しかもクロスプラットフォームのソフトが目立ちますね。
ちょっと前にEnvyとReformer Proのことを日記に書きました。

EnvyとReformer Proは面白そうだと思った

数年前までゲームの効果音など担当してた頃に何がしんどかったかというと、特にMacの環境だと手軽でしっかりした波形編集ソフトってのがほぼ無いので、加工プロセスも含めてしっかりデータを保存しようと思ったらDAWを立ち上げてオートメーションで加工せざるを得なかったこと。
音の世界、音楽もそうですが、映画やゲームなどのスピード感あるシーンの音効って、1/100〜1/1000秒程度のわずかなタイミングのズレで違和感を感じさせてしまうものなので、今は遥かにマシになったけどLogicのレイテンシーずれはホントに許せず、小まめなバウンスやフリーズ機能を繰り返してズレを抑える必要がありました。
さもなくば行き当たりばったりで効果音を作って、直しを求められたらしゃあしゃあと「二度と作れませんのでェ〜」と断らないといけない。途中過程の保存の是非についちゃ文化的差異もありそうですが、事実であれ口八丁であれ、効率面ではやはり途中過程が保存されるほうがいいと僕は思います。

一部ハードウェアではサウンドスタッフ側でスクリプト使って再生時に鳴らし方を変える仕組みを持っていて、ワンショットで鳴らすための実データへの仕込みを行う手間が省けて有難かった。メモリ節約のノウハウがそのぶん必要になるものの。
そういったわけで、今のところこうした加工プロセスを含めて保存してくれるようなソフトは(おそらく市販品では)見かけないので、徐々にこの分野も開放されていくのかな、されていったらいいな、と希望的な憶測を巡らせます。

話は戻ってVoxpat 2。
チュートリアル見る限り、加工手法の面ではピッチシフター(グラニュラーシンセシス)やボコーダー、スペクトラルシフター、コンボリューション(リバーブではなく精密なボコーダーとして機能する)など一般的に音声の加工でよく使われるものが必要最低限揃っていて便利そうなのだけど、インターフェースがOSCライクというかMaxっぽいというか、個々のボタンやフェーダーの配置が整然としているのにそれらが何のためのものか慣れるまでわかりづらく、取っつきにくいのがネックだと思いました。
以前、Adam Szabo “Viper”が魅力的という記事でSynthmasterのノブやフェーダーがあまりに雑然としているってことを書きましたが、Voxpat 2においても同じ印象です。
Voxpat 2のチュートリアル動画のUp主は珍しい名前だったので、Synthmasterと同様に今まであまり馴染みのなかった地域の方が開発していて慣習的な違いがデザイン面に表れたのかなと邪推しましたが、その人が開発主なのかわからんのと、どうもプロフィールを見る限りドイツ在住の方のようなので単純にふだんの活動の場の違いが表れたのかもしれません(念のため書いておくと、出身や在住など気にするのは差別目的じゃなくて、風習など理解したいから)。
いずれにせよ、インターフェースがここら辺がどうにかなれば相当コスパのいいソフトになると思うんでぜひ今後に期待したい。

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