Valhalla DSP “Valhalla Super Massive” またまたバージョンアップ
アルゴリズム追加に伴うバージョンアップを積極的に続けるValhalla Super Massiveも遂にv4に。
そろそろ、うちではSuper Massiveのアップデート記事を取り上げるのを最後にしてもいいかなと思ってます。ほぼ最終形に近いですし。
これまでのアップデートとアルゴリズム追加は製品ページの最下部に示されており、転載させてもらうと、以下の通り。
Current Version: 4.0.0 (Updated November 21st, 2024)
New since 3.0.0:
- New echo/reverb mode: Pleiades
New since 2.5.0:
- New echo/reverb modes: Leo and Virgo
- Fixed rendering issue in Reaper
New since 2.0.0:
- New echo/reverb modes: Scorpio and Libra
- M1/M2/M3 Native AAX
New since 1.5.0:
- New echo/reverb modes: Aquarius and Pisces
New since 1.3.0:
- New reverb modes: Cassiopeia and Orion
- Expanded info in upper right of GUI, that shows plugin version, type (VST/VST3/AAX/AU), Intel/ARM on Macs
New since 1.2.0:
- Fix for recalling saved projects using VST3 in Studio One and FL Studio
New Since 1.1.1:
- Cirrus Major and Cirrus Minor modes
New Since 1.0.0
Valhalla Super Massive – Valhalla DSP
- Triangulum and Large Magellanic Cloud
各アルゴリズムに関しての説明も製品ページの「Mode」欄にあります。
今回追加されたPleiadesについては、小規模な室内から巨大な残響まで最高品質なリバーブを提供し、うねり系エフェクトも効果的とのこと。
…まあ大体のアルゴリズムがそういう説明になるとは思いますが、たとえば奥方向への広がりが顕著だったり、一瞬沈んでからエーテル調に減衰していったりと、当然のことながら実際に耳にすると印象が違います。
シンプルな共通インターフェース、軽量動作、オートメーション対応、埋もれにくいのに音圧のジャマをしない…といった使いやすさにより、愛用される方も多いですね。毒気がなさすぎる、デジタル感が強いといったレビューも見たことがあります。
好き好きというほかありませんが、うちでも常にこれを使ってるわけじゃありませんし、武器庫に備える強力な武器の一つという認識です。