Universal Audio “Topline Vocal Suite”

知らない間に何か出てました。iZotopeのNectarに対抗するような形で、Universal AudioからTopline Vocal Suite。
いわゆるオールインワン型のボーカルプロセッシング・エフェクトで、チューナー、モジュレーション、ピッチ/フォルマントシフト、サチュレーター、ダイナミクス(ゲート、ディエッサー付き)、EQ、ディレイ、リバーブが搭載されており、現状評価が割れてもいるようですが、概ね好評のようで、低評価は価格に由来する面が大きそう。
製品紹介動画はもっぱらマーケティング用途なので、能力を知りたいひとはGetting Startedのほうを見たほうがよさそう。
NectarのようにAIがある程度ユーザーを素敵な出力結果に導いてくれるのが理想なのですが、残念ながら、本製品においてそうした機能は実装されていません。
したがって出力(結果)の精度を上げようとするなら、各エフェクトの効果も適正な設定値も、そして当然適正な入力レベルについてもユーザーは把握しないといけないわけで、間違っても、楽しそうに踊っててもアクションしててもナイスな結果が得られるなどということはありません。