uglyplugins “Bang” – キック用シンセ

uglyplugins “Bang”

まだ試験段階のようですがmacOS用AUフォーマットもサポートした、最近流行りのドラムシンセ、フリー。
名前は Bang 。

冗談混じりですが、まだ開発途中のものなのでパソコンがぶっ壊れたらスマン、と書かれてます。
冗談混じりは冗談混じりですけど、IDがぶつかるミスをしてしまったらしいので、このトラブルが起きてしまったならばサイト上のご案内を参照のこと。

さて僕らの世代は古くから草の根のプラグインソフトを見てきたから、こういうビジュアルに特に違和感がないんですが、若い世代にはもしかしてキツいのかな…。
使い方に関しては他の同様のソフトとほぼ同じっぽいので、そんなに困らないでしょう。

エンベロープ上の制御点やカーブの形状(R)、開始位相のわずか数サンプルぶんが違うだけでアタック感や音圧ってまったく変わるんですよね。細かいことは機会あれば書きますがここでは割愛。
直近のLogicのアップデートで新たに加わったDrum Synthに少し期待したのだけど、これは残念ながら性能的に理想に及ばなかった。それでもReasonのKongくらいのエディット性能に期待したのですが。

で、Bangのサウンドとしては、まだプリセットのデータがないためポテンシャルが見えにくい。
ただ、用意されたオシレーターの種類は地味に多く、無意味な多さでもなく、今後のバージョンアップと有志によるデータ提供次第でがぜん使いでが変わってくるかもしれません。
画面に表示されるべき鍵盤が左下に隠れていたり、どのノブが何を調整するものなのかもマニュアルを見ないとわからないなど、ビジュアル面、UI面での至らない感も至る所に感じるので、この辺りもやはり今後に期待したい。

Synths : Trk-01 | Komplete
Synths : Trk-01 | Komplete

なお、ReaktorでTRK-01 Kickというキック用シンセがあったことも忘れてはいないですよ。使う場面がなかなかありませんが。