D-50 のオルガンの倍音配列をグニョることを考え中

暑いのでブログだけでも涼し気な色にしました。
それはそれとして、ちと理由があって D-50 のオルガンの倍音をグニョらせらんないか考え中。結論はない。

D-50的にはHorganとLorganの2種類のレイヤーがDetune状態でレイヤーされていて、それをサンプリングしたものがJV-1080のD-50 Heavenという音色で(Vintageとかいう拡張ボードにD-50 Organだか音色があった気がするがSRX DANCE TRAX内では見つけられなかった;その音色自体は「…?」って印象ではあったが)、真似たらしきものがEXS24のLA Organであり、Omnisphereの音はD-50だとStaccato HeavenでBellsとLorganとSpect1のレイヤーで鳴っているものが出音ごとサンプリングされたもののため上のスクショのような倍音のキツいスペクトラムとなってます。
ちなみにJV-1080でのStaccato Heavenはこういう組み合わせのレイヤー音色で、D-50やOmnisphereのそれより少し音が柔らかい。

で、倍音構成的に珍しいもんではないのだけど、EXSが現に真似ているように一定の認知度があるんだなあと思ってます。
一般的なオルガンの倍音で用意されているドローバーでは出ない倍音が出てるのが1つのポイントなんでしょうね。

この倍音構成を真似られるんでしょうか。まずAlchemyで試してみます。

だいたいこんな感じになり、ただ、うねりを作らなきゃいけないんだけどAlchemyのAdditiveエンジンにUnison機能は備わってないので、いったんこれをSourceで書き出してBのオシレーターにも読み込み、Aを+6cent、Bを-6cent、で片方を-6dB下げたらほぼ同じ音色になりました。
この倍音構成のフォルマントを大きく壊さずにいじっていくことができれば面白い音を生めそう。

ついでにAbsynthで試してみたら、こっちのほうがわりあいイイ感じ。使い勝手的にも、Unison機能を使えて、なおかつ無闇に歪まない。
ただ、今となっては過去のシンセなのでこれ以上の冒険はなかなか出来んすね。

Serumでも一応やってみたら、これもわりあいイイ感じ。Unison使えるのでウネりもラク。

Icarusがですねえ、スペクトラムの微調整が非常に困難で、あの手この手で処理を加えてやっと近いとこまで来たって感じ。
IcarusもUnison使えますね。

それがどうした?って感じなんですが問題はここからで、これをどう加工できるのかが「各シンセのどれを選ぶのか」に関わってきます。
そもそもAdditive Synthって、たとえば調整できる倍音の数を64個までに制限したとしても結局64台のシンセを同時に鳴らすようなもんで、これをUnison発音させようとするだけでとんでもないわけです。
とんでもないんだけど、その程度じゃ実用的なかっこいい音色にならない。
もっとも、この64個の倍音がそのまんま64台のシンセとして発音されるなんて非経済的なことは実際にはなく、一度波形データ(WavetableまたはShort Loopまたは最適化された計算式)に書き直されて鳴らされるから別に大した負荷にはなりませんがね。
だけど倍音の関係を変化させられる仕組みとなるとそう簡略化もできない。AlchemyのAdditiveがそれで、直接倍音の状態に指示を出す仕組みなので、AbsynthやSerum、Icarusよりも圧倒的に負荷がかかります。出来が悪いのではなくて仕組みや用途が違う(Native InstrumentsのRazorの部類に近いか)。負荷がかかるけど、今やりたいのはそれ。かっこいい音になるのかどうかは…知らん。試してみないとわかんない。
半ば、この解決方法は考えてある(既述部分もあるが)ので、それを最良の結果に実現するのにただいま腐心中。

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