Tokyo Dawn Labs “OD DeEdger” がVST3対応

まったく存在を知りませんでしたが、Tokyo Dawn Labsの OD DeEdger という一種のトランジェントシェイパーがTDR Slick EQとともにバージョンアップし、VST3に対応したとのころ。

Tokyo Dawn Labsって、もともと1997年にドイツのミュンヘンで創業された音楽レーベルTokyo Dawn Recordsなんですね。
Napsterやネットレーベルに先立って音源の配布その他の実験を積極的に行なってきたと記されています(About Tokyo Dawn records | Tokyo Dawn Records)。
アナログからデジタルまでサウンドにうるさそうな面々に囲まれてきた(Tokyo Dawn Records – ホーム)ことを考えると、Tokyo Dawn Labsの名で世に出されるソフトウェア群がどれほど丹念に作り上げられたものであるかが察せられます。

TDR Slick EQを多くの方が愛用しているのは、YouTubeのいろんなチュートリアル動画で見て知ってますが、OD DeEdgerは初めて知りました。Wayback Machineを見ると2年前には製品ページが存在していたようですね。
DeEdgerとは直訳すればエッジを無くす機能。つまり過剰な加工によって害されてしまった音を鈍化させて聞きやすくするマスタリング用のエフェクトです。

耳に痛い感じが軽減されてますね。
メーカーの製品ページ(OD DeEdger | Tokyo Dawn Records)には、CPU負荷を無闇に高めてしまうオーバーサンプリングなしで行なっているとの作者のコメントもあります。
この間、何だったか忘れましたけど、必然性がいまいちわからないオーバーサンプリング機能が搭載されたソフトを見かけて、最近少々オーバーサンプリングの概念が独り歩きしてる印象がありますね。
闇雲な信奉も考えもんですが、DeEdgerの場合だと、説明を読む限りではオーバーサンプリングがあるに超したことはないように思うので、バージョンアップに期待してもいいのかもしれません。
ちなみに同様の処理をするものとして、Brainworxのbx_refinementの名も挙がっています。

初めて試すのでどっちがいいってのはわかりませんが、bx_refinementのほうが効いてる感が強く、またスマートな音になる印象。でも気軽に使えそうなのはDeEdgerのほうかな。デモ映像を見た影響か、DeEdgerはアナログチックな雰囲気に合うような気がしてます。
この分野、仕方ないと割り切ってたフシもあるので、導入も含めてもう少しきちんと考えていきたい。

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