Riccardo Olivaに会いに行ったよ
3月ごろだったか、Riccardoから、日本にMatteo Mancusoといっしょにライブをしに行くから、もしよかったら見に来てとInstagramでメッセージをもらいました。
2年ほど前、また別の新進気鋭ユニットで来日したときにも招待をいただいていたのですが、実家の状態がよくなかったりで断念したのでした。
今回は中東情勢の影響で6月辺りから欧州の航空事情が芳しくなくなると報道されていたり、個人的には時間のゆとりの不透明さと体調不安もあって、だけどそれならなおさら今後会える可能性が減りやしないかってことで、思い切ってBillboard TOKYOまで日帰りで会いに行くことに。
招待席はそこまで音がいいわけではなかったけども、スリルだけでなく演奏のコミュニケーションだけがひたすらYouTubeで見られる動画と違ってさすがに生で見ると熱気倍増に感じられ、控えめに言って最高でした。
有り難くもバックステージパスをいただけていたので1st終演後、2nd前にご挨拶に伺うとMatteoやドラマーのGianlucaまで歓迎してくれました。Matteoは数々のインタビューで見られるようなストイックな人柄そのまま。Gianlucaはステージ上では超硬派に見えるけど、会ってみると温和な青年でした。
自分にとっては英語で人と話すのが久しぶりだったり、ライブ後の高ぶりもあったりで、あまりに辿々しい挨拶になってしまったけど、とにかくようやくオフラインでお会いすることができたと喜びを伝えて互いにハグをし、20分くらいああだこうだとお喋りをして、名残惜しくも帰路についたのでした。
彼らを初めて動画で見たのがコロナ禍の真っ只中。
以前も日記にしたためた通りで、こっちが一方的に興味を持ったと思いきや、ある日Bandcamp経由で届いた熱のこもったメッセージには見覚えのある名前があって、「お互いが既にリスペクトしてるとか、こんなことあるんか?」と、それからの付き合いです。
当初彼は自分も音ゲーに楽曲提供したいって話をしていて、どうだったかな、あまりお勧めしないとお答えした気がします。動画で一緒に演奏してたMatteoとは何かやらんのかい?と問うたら、これから作る自身の個人アルバムにゲストで招くことにした、と。そうこうしてる間に、Matteoに当たるスポットが強まり始め、NAMMショーにMatteoが足を運ぶようになって多くのミュージシャンの心をつかんでいき、ある日YouTubeに上げられた動画には、「ギターはもちろんすごいがベーシストのアカンパニメントも素晴らしいぞ」とコメントがつくようになっていき、Riccardoの認知も広まっていったのでした。その光景を見て「そうだろ、そうだろ、すごいんだよ、彼は」と北叟笑む僕。
初期の動画に見えたようなアラはなくなり、スリルや度胸は喪うことなくそのままに、いわゆるツボを逃さない的確さをガンガン磨き、今や誰より手堅く、かつ華のあるベーシストになったと思います。僕ごときが彼に注文すべきことは最早何もありません。
彼らに直接は言えなかったけども、いま非常に多くの芸達者な若いプレイヤーがいる中で、抜群の演奏を見せてくれる「ユニット」ってほとんどいない。それもスリーピースという少人数で。
数日前のアンケートで、前に出る、後ろに引くパフォーマンスを区別というようなことが語られていて、見事に体現しています。もっと出しゃばったものが見たい人には物足りないのかもしれないけれども、彼らの美学である絶妙のバランスを楽しめないなら、ほかのプレイヤーを探したほうがいいです。
将来的にも同じユニットでやっていくのかは誰にもわからないし、個々にさらなるレベルアップを期して色んなセッションに挑んでいくのも全く反対しませんが、昨夜見た三人がそうした経験を経つつともに名を馳せる存在になっていったなら万々歳です。

余談
ここからは本編に直接関係のない話。
飛行機が羽田に着いてロビーまで相当歩きました。たぶん一番端に着いたのかな。軽くお昼を食べて京急から大江戸線に乗り換えて六本木から会場までまたずいぶん歩きました。帰りは京急でなくモノレールにしましたが、今度は工事中のため迂回路を通っていきました。要するに普段より相当歩いたってことですね。別段それは構わないのだけど、中途半端な気温と湿度でちょっと疲れたなというところ。
帰りは、空港に着くと遅延のアナウンスを聞いて「すわ」と思いましたが、どうやら一つ前の便が70分遅延するとかで、僕が予約していた最終便よりさらに後に発つことになったらしく際どかった。
あと夕飯を空港でと考えてたけど20時を過ぎるとほとんど閉まっちゃうのね。札幌に着いてから考えることにしました。
新千歳についてからはエアポートライナー終電、地下鉄ほぼ終電て感じで落ち着かんかった。家に着いてどっと疲れ、でも腹が減っていたのでコンビニで買ったカップ麺をすすり、一息二息ほどついて床に就いたのでした。
今日は日常。明日は急遽頼まれたOCに駆り出されます。
スマホの充電能力がヤバいので、OC帰りにぼちぼち機種変でもしようかと。