【雑記】バンド雑話

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盆休みに入ってすぐ、仲間内でするバーベキューに誘われたので、インドア派であるにも関わらず珍しく加わってきました。山奥。
今年の盆休みはずっと晴れ。しかしずっと体調優れず(ずっと書いてるな、これ)、盆明けの昨日ようやく病院に行ってきたとこなのだけど、それはいい。
少しは歩けと、奥さんに連れ出されて近所の北海道大学構内をうろついたりしたものをインスタに上げてあります。今やインスタは配信ツールになってますが、配信に興味ないので変わらず写真近況報告ツールとして使用中。関係ないけどインスタのロゴが変わるみたいよ。

完コピも一興だが、自分は望んでそれをしない

バーベキューでひとしきり腹いっぱいになった頃、ややクダ巻き気味の友人が、市内で行われるコピーバンドのイベントに招かれて自分たちも演奏しに行ったが面白くなかった、という話に盛り上がっておりました。具体的に何のバンドのコピーをしたのかは明かしませんけども。
掻い摘んで言うと、一つのバンドに入れあげて、バージョン違いの曲などもコピーするという部分に楽しさを感じない、と。

私は大学のサークル時代からバンドを始めたクチですが、サークル内のほかのバンドがコピーなりカバーなりしている音楽に少なからず衝撃を受けて、どんどん雑食になっていき、それにつれて自分の視界が広がっていくことに一種の快感を覚えていきました。むろんそれでも世の中の音楽のほんの一部しか見えてないし、いまに至ってもそれは変わらず。
完全コピーするのが面倒って気持ちは正直あるし、完全コピーによって得られるものがあるのも事実だけど、一つのバンドに入れあげてる場合、そんなに何十曲もコピーしなくても何となく元のプレイヤーの手の内はわかってくるわけで、自分自身がその人の完全コピーになりたいわけでないなら、手の内がわかった時点で個人的には修了(終了でなく)とみなしています。むろん、何十曲コピーしても理解の及ばないアーティストはいるし、年々アーティスト自身も発展していく場合には追いかけ続けなきゃいけないのも理解していて、それがダメという気持ちはまったくない。ただただ、自分とはタイプが違うね、ってだけ。
同一性保持みたいなこと考えると完全コピーが順当なのかもしれない。だけど、そんなこと言ったらプロも演奏できなくなっちゃうし、「今日はどんなのが聞けるんだろう」って期待を携えて見に来てくれるファンは離れていっちゃうよね。ジャンルによるかしんないけど。

そんなこんなで自分なら同じ局面でどう挑むかに私は主軸を置くし、そこでまるで太刀打ちできない自分を痛感したらそれはそれで深く心に刻めばいいよね、と。といいつつ、大体ほぼ毎回反省やら自身への落胆やらしています。仮に納得できたものが演奏できたところで観客や対バンに伝わるもんでもないのだけど、それはそれ、という感じ。
そもそも演奏家向きでないことはだいぶ早い段階で自覚していて、だから30で見切りを付けて、録音物あるいは組み立てる(作曲)ことのみ、つまり大学より前のスタンスに戻っていったわけです。

といったタイプの話はおそらく多くの人がよく考えることだよなあと思いつつ、話を聞いていました。
いったん自分の中でも整理したかったのでひとまず言語化させてもらいました。とはいえ、この話は分岐点、論点が多いので文章化するのがとても難しく、割愛した部分も多々あり(多様性を意識すると「必ずしもそうではないが多くは〜と思われる」的なエクスキューズが増えて、文章をまとめづらくなりますね)。

ヘタウマはわざとか

もう一つ、その友人が話していたのは演奏技術の話。大学サークル時代に、オリジナル曲を作った後輩に演奏能力がイマイチだったことを指摘したら「わざとなんです」と答えてきたと。
ふだん勤しんでいるジャンル次第で何を重要視するかは多少異なります。ピシッと縦を揃えるのが重視されるジャンルもあれば、そんなことより魂の燃やし方が重視されるジャンルもある、というのは私も理解していて、演奏能力の優先順位が低くても別に良いと思ってます。が「わざとなんです」はどうかなと。

いわゆるヘタウマって、定義づけというか認識、評価がほんとに難しい。演奏能力を競うほうが周囲にとってはよほど評価がラクで、それ(とビジュアル)以外で競うのは周囲にとってもかなり試されます。ちなみに私はヘタウマを目指してるわけじゃないけど、趣味に過ぎないと考えることで演奏能力が低くてもどうにか意欲を保ててるとこがあります。

この話をしているときに思ったのだけど、それが正しいかどうかは別としていわゆるヘタウマカテゴリーに入れられちゃう人って(私の周りにもそう評価できる人が結構いたけれど;悪い意味では全くなく)自身の演奏能力の不足をわりと自覚できていて、上手くはなりたいがそれでなにか喪われる部分があるかもしれずそれが怖いって感覚だと思うんですよね。「わざと」っていうプライド感とはまたちょっと違う。「わざと」ってのは、上手く弾けるけど世間体で下手に弾いてますってことですもんね。それはそれでちょっとカッコイイけど。

言葉尻といえば言葉尻なんだろうけど、ヘタウマこそ「下手でも思いや熱量を伝えたい」みたいなもんなので、だったら言葉の選択を誤っちゃマズい感じはしますよね。
ただし若気の至りで見栄張っちゃったのならあり得ます。自分も経験ありますし。