じゃ、どんなキーボードなら欲しいのさ

minilogue – POLYPHONIC ANALOGUE SYNTHESIZER | KORG (USA)

今年も21日からアナハイムでNAMMが開催されます。折よく紹介されたKORGの新しいMinilogueが注目を浴びてますね。
基本的に多くの人が食指を動かしそうなものを避けるよう飼い慣らされてきた僕としては、最近のKORG製品のお歴々にはヨダレを誘われてしようがない。ああ、また買い控えを強いられたと気分を新たにさせられたところです。

音の解像度は高くデジタルっぽさがあるけど嫌な歪み感はなく、よけいな心配なく制作に使えそう。インジケーターは小さいのに見やすく(老眼には厳しい? まだ老眼じゃないけど)、ノブもうまく配置されていて、暗いライブ会場でも潔く使えそう。

昨年夏にヤマハが世に出したrefaceも興味深かったのだけど、欲しいとは正直思わず。暮れにたまたまライブを見に行ったときに使っていた方がいらっしゃって、サウンド的には「うまく使えば面白い」という感じではありました。
ファーストインプレッションの時点で、デザイン面以外にコスパ的にも割に合わないと思ったのが正直なところ。ガワが同じで中身(と製品ロゴ)が違うほうが僕は好きだなあ。ガワも変えるなら発表を少しずつズラしてユーザーのレスポンスを商品改善に対してフィードバックできたほうが…。ソフトウェアと違って多少割高な買い物になるので駆け引きのリスク率が若干高くなりそう。

面白そうなシンセ(キーボード)が登場したぞってニュースはちょこちょこ見ているわりに、これだ!って感じることが少なくなってるのは、単純に自分自身が刺激に鈍くなっていたり、あくせく働いてるわりに実入りが少なかったりする(=余裕の無さ)せいもあるかもしれないし、いや、それ以前に、本来今も昔も鳴り物入りの製品が登場する頻度は変わってないんじゃね?と、そんな気もしないではありません。
じゃあどんなものなら一撃必殺的に買おうと思うのか、あくまで自分目線で考えてみます。

わりと重要

  • サウンドのリアルさはわりとどうでもいい。それより特徴的な音になれば。潰れやすい音でもいい
  • オクターブ変更はボタンよりトグルのほうが使いやすそう(minilogueを見て思った)
  • 鍵盤のウェイトは軽くてもいいからミニ鍵じゃないほうがいい
  • 出力は1系統で充分。その分、内部でうまく制御できるといい

欲をいえば

  • 入力があると別途ミキサーが必要にならず助かる(邪道視する人もいるけど活動限界が狭まるよりマシ)
  • 良かれと思ってセッティングや運搬を手伝ってくれる人が思いのほか乱雑にものを扱ったりするので、部品も含めて丈夫であってほしい。軽くて壊れやすい安さより、重くて丈夫な安さのほうがいい
  • ぶっちゃけ、ハード部分もソフト部分も改造や修理が容易でもいいかもしれない
  • 当該楽器に限った話じゃないけど、プログラマブルフットスイッチなど外部からの操作を受け付ける”MIDI以外の”通信規格が発達するといいなあ

あれ、意外と危急性がないな。自分の演奏環境や制作環境に決して納得はしてないのだけど、改善の具体的なことまで案外考えてないかもしれない。

今年のNAMMで他に面白そうな製品が上がってきたらまた言及するかも。