TH-U Max Ostro
ご存じの方もきっと多いでしょう。いま国内外問わず若手ギタリストたちがとんでもないレベルに達しています。
その一人がこのMax Ostro。ロシア生まれで、あどけなさ残る出で立ちながら凄まじいギタープレイを見せ、とんでもない風速でYoutubeチャンネルの登録者人数が増えたと伝えられています。
シグニチャーサウンドの紹介にも関わらず、やはり笑顔を見せない(ロシア人は習慣的に笑顔を安売りしないとのこと)のはいいとして、この動画では技術もそこまで見せてませんね。
ポテンシャルを見るには、こちら↓の動画のほうがいい…?
若手ギタリストの総集編動画といえる、こちら↓の動画もいいですね。ちょっとしたユーモアもあります。凄いのを探そうと思えばたくさん出てくるんでしょうけど、上手すぎるとお腹いっぱいになるのもどうやら早いようで。
以前うっすらと話題に上げたとおり、この動画冒頭に登場するMatteo Mancusoもこの数年で一気にスターダムにのし上がったギタリストなのですが、目立って活動する2つのユニット(両方とてもよい)のうちの1つで、初期から動画をアップしていたほうのユニットのベーシストRiccardo Olivaが実は私の知人です。
なんでも、むかし音ゲーをプレイしていて僕のことを知ってくれたとかで。いかに広く流通するゲームに楽曲提供してたとはいえ実際には地元で半隠居生活してる身ですんで、華々しい活動をする彼らが眩しくてしょうがないのですけどね。
それはさておき、ギタリストの演奏技術が凄まじく上がっていますけども、その持ち味が十二分に発揮されてるのかなというと、物足りなさを感じちゃうところ。
アンプシミュ(キャブシミュ)、エフェクターシミュは正直まだ充分に追っついてないのかなという気も。
弘法筆を選ばずというように、たとえばあまりイイ音じゃないキーボードなのに演奏技術の高い人が弾いていると実際圧倒的に感じてしまうもの。そうした類いとは違うギャップがギター用のソフトウェア環境にはまだあるのかもしれないな、と思ってしまいました。