Techivation “T-Compessor” 、ゲットしました

Techivation T-Compressor: Serial Compressor Plug-in
Techivation T-Compressor: Serial Compressor Plug-in

スルーしてた Techivation の T-Compressor ですが、1日だけの期間限定でフリーで配布するよーってメールが届いていたので、ゲットしました。

仕組みとしては、4種類のコンプをシリアルで2台まで接続処理できるもので、なおかつNYコンプスタイルも可能と。Attack(fast/slow)、Release(fast/slow)、Sidechain-Hipass(20〜350Hz)、Mix(0〜100%)、ThresholdとInput/Outputいずれも各コンプごとに設定できる、といった感じです。Oversamplingは最大4xまで。

やたら強く利かせるのでない限り、まあまあ思った通りのサウンドになる印象ですが、4種類のコンプはちょっと味が付きすぎかなと思いました。たとえばCleanとCrispyの間くらいのハイの持ち上がり方かつ強めCompressionのサウンドをイメージしたときに直感的じゃなくなるって感じ。基本、強めにかけることはないので、そこはそんなに気にしなくてもよさそうですが。
あとは、各ソフトで一貫してこのデザインになってるのは素晴らしいのですが、シリアル接続のコンプを切り替えたときくらいは色なり変わってもいいんじゃないかと思います。さすがにconfusingな気がします。
コンプに限らず、Mixパラメーターを備えたエフェクターには稀にコムフィルター効果が発生してしまうものがあり、シリアル接続でMixパラメーターを両系統にそれぞれ持つってことでほんの少し心配があったのですが、さすがにその辺りは大丈夫ですね。

何にせよ、Techivationはこれからメジャーデベロッパーの一角を担いうるポテンシャルを持ってると個人的に思っているので、デザイン性は保ったままユーザビリティを高めてくれたらいいなと思った次第。