Stylus RMX で過去に使った音ネタに差し替える
昔のデータを引っ張り出していじったりしているのですが、焼き直してみようかと思った曲に使われている Stylus RMX 内の音ネタが見つからないと言ってきました。
ああ、そういえば何年も経ってMacが新しくなってからインストールし直すときに、データが散在しないように場所を変えたかも…と。
比較的最近アップデートはされたものの何年も前のソフトであり、たとえば今どきの標準的なソフトなら備えていてよさそうなSearch機能や、データベースの作り直し機能なんかは備わっていないんでした。そう、問題はSAGEディレクトリ内のフォルダとファイル構造で、もともとのオーディオデータも破壊的(破壊編集の意味の”破壊”)にエンコードされているっぽいので取り返しつかないかも。でも別のディレクトリにあるから音ネタだけ差し替えるか…と、各パラメーターも初期化されてしまうため音ネタだけ差し替えるの無理じゃん、ってことに気づき、次のように対処しました。
- 音ネタが見つからないと言われている(Stylus上の)チャンネルのPart Saveを行う。
- Saveされたパートのデータ(.prt_rmx)をテキストデータで開く。
- スクショの3箇所を、該当するフォルダ名とファイル名に書き換える(User Librariesに置いてないとダメ)。
- Stylus上でPart Openで読み込む。
こういうディレクトリ構造になっていて、Audioという生身のファイルは常にUser Librariesの4階層下にいないといけない。そしてたぶんその1個上の階層にdata.xmlという管理ファイルがないといけないんだと思われます。
SAGE Libraries/User Libraries////Audio
令和の世に何ともレガシーな方法ですが、そもそもが平成1ケタくらいの頃のソフトなので若き頃に戻ってデータをこねくらないとダメなようですな。
ちなみにこのErrorメッセージは最初に1度現れたらそれっきりで、以降は別データに置き換えられて(曲ファイルを開き直そうが)二度と表示してくれないので、Errorメッセージ自体をスクショ撮るかコピペしておいたほうがいいと思います。