Spitfire Audio “Symphonic Extras”

Spitfire Audioから新作のSymphonic Extrasがリリースされています。これはいわゆるオーケストラ楽器として想像されるものではなく、さまざまな意図でオーケストラ楽器とともに用いられるやや変則な楽器群を取りまとめたもので、収められているのは下記7種類(ほぼすべてが減衰音の楽器ですね)。
- Harpsichord
- Plucked Piano
- Steel Drums
- Aluphone
- Cimbalom
- Scraped Percussion
- Hg20
各楽器の詳細については、ソフト音源 「SPITFIRE SYMPHONIC EXTRAS」 | SONICWIREをお読みください。

SPITFIRE SYMPHONIC EXTRASの詳細情報ページ
SPITFIRE AUDIO社製 ソフト音源 「SPITFIRE SYMPHONIC EXTRAS」の製品詳細情報ページです。
どうやらNKRをいただけるらしいのですが、リリースされたばかりなのでまだ受け取れていません。
そんなタイミングでなぜ急きょ記事をしたためたかと言うと、導入を検討される方にとって注意点があるから。
上記、Spitfireの製品ページまたはSonicwireでの製品ページにも記されていますが、すでに単独または他製品の一部として収録されたものを取りまとめたのが本製品。
リニューアルにあたってNKS対応や、インターフェースの統一、サンプルの再整理が行われているものの、サウンドとしては同一と考えてよさそうです(旧製品にeDNA機能が備わっていた場合、本製品では省かれている可能性があります;下記PDF参照)。
新しく購入される方は気にする必要がないのですが、
- 既にこれら収録楽器の1つでも所有している場合、値引きになる。
- 既にこれら収録楽器のすべてを所有している場合は、無償でアップデート可能らしい。
ということです。
全部調べたわけではないのですが、2016年ごろの単品価格が¥13,000強のもので、本リニューアルまとめ製品が$99(2025/02/01時点で¥15,290)というのはお得であろうと思います。
さすがに差分を差し引いて¥2,000弱で買えるということはないと思いますが、値段が気になる方は確認してみるとよいでしょう。