Timba をうっすらお勉強中

Timbaとは

キューバンサルサの情熱が技巧という形に反映されたもの…と言っちゃってもいいかな。
現地行って体得するのがベストですが、ひとまず机上にて資料収集。

» これは貴重!キューバのサルサ=ティンバのPV【洋楽】timba salsa cuba – NAVER まとめ

キメキメななか錯綜するグルーヴと、スリップさせたような裏打ち(譜面的には8分ウラ)が特徴的なんすね。

リズムの解釈を考える

リズムの話をするとき、拍節構造の強拍の位置を意識するみたいな話の中、例えばジャズ由来のビートって「ウラで取る」っていいますよね。
この手のビートは「オモテで取る」と節ごとに止まっちゃって節が回らなくなっちゃいます。
一方アフリカ系の土俗的なビート、よくポリリズムの代表格の如く取り上げられるハチロク(Six-eight)的なビートは1つ1つの音符全部が中拍みたいなもので、僕個人の認識としてはその中でインドのターラみたいに切り方が変えられるわけです。
4+2とか(3/2)*4とか(2/3*3)*3とか。

tani Avartanam – Umayalpuram K Sivaraman & G Harishankarはリズムの切り方の参考。
Harishankar(ハリシャンカール;wikipedia)のKanjiraソロ中、Sivaraman(シヴァラマン:wikipedia)が手で拍子を示しています。
前の日記で取り上げたJohn McLaughlinの動画でもGary Hudbandのドラムソロ中にRanjit Barotが同じことをしていましたね(cf. カルナータカ音楽-Carnatic Music-)。

それから、Giovanni Hidalgo and Raul Rekow – The NAMM Show 2014(注:リンク切れしたため別動画に差し替えました)は局所的にアフロが登場します。
ラテンものの拍の伸び縮み、揺れには特徴があるので、慣れれば(聞くだけなら)付いていくのもそんなに難しくありません。
とはいえ動画中だと4拍子ですら切り方をかなり工夫しているっぽいので(cf. 4/4拍子と2/4の違いを教えてください。 小節内の音符の数の違いを表してることは… – Yahoo!知恵袋)全く油断できません。

最後はNG La Banda ’92 (Calixto Oviedo on drums)
wikipediaのtimbaの項目中の譜例に見える名前から検索して見つけたもので、いま気付いたけど動画を上げて下さったのは日本屈指のティンバレーロ、美座ミザリートさんですね。
wikipediaにも記されているように、NYサルサよりずっとアフロキューバン臭が強く、拍の強弱のパターンがつかみにくいです。
僕が件のSobre Una Tumba, Una Rumbaって曲を初めて聞いたときはそのカオスっぷりに軽く頭がフットーしました。

来歴の資料を探してみる

スクショはwikipedia英語版にあるキューバ音楽の進化の歴史みたいな図。
図にはワワンコー(guaguancó;wikipedia日本語版だとグアグアンコワワンコの表記揺れあり)が抜けてるので判断しきれませんが、ルンバクラーベの印象が強く、サルサってよりも凝ったワワンコーを聞いているような印象。
David Culzado周辺の曲を聞くと音色がキラキラしてるので土臭さがあんまりないんですが。

youtubeでTimbaで検索するとチュートのビデオが幾つか引っ掛かります。数年前より遥かに動画の数増えたと思いますが、現状「これは!!」というのがまだないですね。

ダンスとの関係が密接か

あれこれ見てて思った、ダンスについて。
今まで(ひとまず”ラテン”に限っておきますが)音楽に従属するもの、つまり例えば音楽が鳴る’と’踊るみたいに認識していたんですが、誤解っぽいぞと。
ざっくり資料探索する中どこかで読んだ(ソース失念)「曲の展開やキメは歌詞内容と密接に関係している」のと同様に、ダンスも音楽の構成要素の一つかもしれません。漠然とした認識でアレですが。この辺、何か腑に落ちたら自分の感覚が意外とゴロンと変わるかも。

要は、面白いからカジってみたいって話。
ぶっちゃけ、次に楽曲提供の話が来たらぶっ込んでやろうと思ったんですが、そういや歌える人がいないんですよね。サンプリング素材すら見当たらず困ったわねという現状です。インストってワケにもいかなさそうですし。

他、資料

Pedrito Martinez Groupのは凄いですね、技術が。気を抜いてると拍子がわからなくなります。コンガは持ち回りみたいで、身体が大きい方はペルー出身みたいなこと言ってました。
もう1つは2013のTimba総集編みたいなやつ。一度にまとめて聞くにはちょうどよかった。

とりあえず、ここまで。