SinevibesのYouTubeアカウントが停止

CDMによると、SinevibesのYouTubeアカウントが理由もなしに停止されたとのこと。
ご存知のとおりSinevibesはウクライナ出身のエンジニアによるデベロッパーで、特徴的なビジュアルのプラグインソフトを多数リリースし、DSPプログラムの貸与も行っていたりします。
近年、YouTubeにおける著作権虚偽申請や著作権侵害詐欺などというものも話題になったり(被害に遭ったVTuberが明かす著作権の“虚偽申請” 弁護士は「YouTube側の限界」を指摘 | 国内 | ABEMA TIMES | アベマタイムズ)。
あるいはCDM記事内でもチクリと皮肉られているように、プログラムによる誤判定が人間の活動を脅かす次元に達しうるのに問題が過小視されている、そういった懸念もあります。
あるいはYouTubeをはじめGoogleがユーザーのクレームに取り合ってくれないなどという巷説もありつつ、一方で、それ以上に取るに足らないクレームが日頃多すぎるってのもお察し出来るとこです。
あるいは、ロシア寄りのトランプ政権からの影響みたいな陰謀論めいた解釈もできないことはなく。
ちょっと話はそれますが、CDMの文脈に乗っかる形で駄弁ってみると、AIの手を借りた省労力化は有り難い部分が多々あるものの、「結局最終的な判断は人間がしないとだね」って局面は相変わらずあって、だけどその判断を下せるレベルに人間がいるだろうかというと、ちょっとどうかなと。
何割かの人間がそのレベルにいればいいとは思うけど、それでも背負わせ過ぎな気がしますし、そうした仕組みだって完全に信用していいのかどうか。
最近のもろもろのニュースなんかもそうだけど、詳細がわからない(もしくは事情があって詳細を明かせない)状況で第三者には憶測までが限界だし、憶測なら憶測であるに相応しい言い回しなど配慮が必要ですよね。自戒を込めて。
ともあれ、どう考えても非のありそうにないSinevibesのアカウントの名誉が一日も早く回復されることを祈ります。