Sinevibes “Array”

YouTubeアカウントが戻ったようですね。Sinevibesから新作、スペクトラルフィルタをシーケンスさせるプラグインArrayがリリースされています。
機能、操作性
機能としてはきわめてシンプルで、時間軸に沿って、8つに分割された帯域ごとの出力のOn/Offを切り替えます。
グローバルMixバランスの調整はできますが、基本、各帯域についてはOn/Offの切り替えのみのようで、各帯域のフィルタを強めたり弱めたりといったことはできないもよう。また8つの帯域全体を上下にシフトすることはできます(シフト中の、位相変化に伴うピッチの揺れは何か活用しがいがあるかも)が、帯域をバラバラな感覚で設定することもできません。
フィルタの極(というかdb/oct)はCleanと12, 24, 36, 48。全帯域をOnにした状態でのこの減衰は、そこまで大きく変化しませんが、大きなdb/oct値になるほど低域は弱くなるように聞こえます。
ステップ数は最大32ですが、右上に見える▼を移動することでループエンドを変更可能(ループスタートの変更不可。またオートメーション不可)。
スウィングに対応、ゲートタイム変更可能(これがいちばん活用できるかも)、またデクリックに当たるLag機能を搭載しています。
大々的にフィーチャーするタイプのエフェクトではなさそうですが、ちょっとした味付けにはよさそうです。