Sensory Percussion の使いどこが思いつかない

Sunhouseというメーカーから Sensory Percussion というドラム用のトリガーシステム風の機材がリリースされています。

1つのドラムパーツにつき(検出用にきっちり学習させれば)10箇所の叩き分けが行え、強弱による音色の変化、あるいはエフェクトをかけることができるとのこと。
バスドラにおいてもリムの検出が可能なので、動画のようにスティックでバスドラの上部を叩くという妙な奏法でも特定のサウンドを鳴らせることになります。

デモ演奏の内容も面白いです。
ただYouTube上でのコメントにもある通り、トリガーシステム的なものはそれこそ80年代ごろからあったんですよね。
その後サイレントドラムが登場したり、日本だとあまり見ないけどSPDのパッドを組み込んだり、あるいはいっそエアドラムで音を鳴らせる仕組みが登場したり、たしかに「前代未聞」というほどではなさそう。
「一般的なプレイヤーには必要ないかしれんが、新しい仕組みを導入してみたい人には面白いのでは?」というコメントも見られます。

個人的な感想ですが、まずもってこのYouTubeに上げられている動画では生ドラムの音が完全にオフられていて、だけど現実には同時に鳴っちゃってるはず。
編集やライン録音なくしてSensory Percussionのみのサウンドを楽しむことができないとなると、これは大きなネックだと思います。
ステージ上では生音が聞こえてしまうから実用的と言い難い。それともステージ上に防音室を設置したり、他の部屋に隔離して叩いている映像とSensory Percussionの音だけ送ってもらう?
現実的な用法としてはレコーディング時に生のグルーヴ感だけ抽出する…それなら、それこそサイレントドラムでいいじゃん、と。
それらを凌ぐ発想を試されている…とは言えそうだけども。

ドラム単体だと生ドラムの音が目立つから、マスキングの効果を期待してバンドスタイルで行うとか?

もしくは先ほどの動画だとデモ演奏を行うドラマーはどうやってモニタリングしてるのかわからない(イヤモニ付けてんのかな?)んで、もしかしたらふつうにドラムを叩いてもらった後に、事後処理的にSensory Percussionのサウンドを作って面白い音に加工してるのかもしれません。
たしかに、そういう使い方もないではないです。

一応ドラムパーツに合わせて設計されているけれど、個人的にはその検出学習プログラムのほうが面白そうで、たとえばニューエイジ系のギタリストにとっては新しいことできそうですね(↓こういうやつ)。

だけど無論、彼らにとってはギター一本でというのがレゾンデートルなので、面白いとはいえソフトウェア持ち込むのは反則か。

タイムラグや誤検出がどのくらいかってのがイマイチよくわからんので、行く末を見守っていこうかな。

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