秋のスクショ

今日も大きなニュースは無く。
なので、スクショ貼ります。それぞれ少しだけ加えた説明が何らかのヒントになれば幸い。

今ひとつ思い通りの音にならんって苦闘を示すべく全体的にトラック数多め。
ほかに制作中のものもありますが、見せられるレベルでもないのでこれはスルー。

1曲目のデータはレコーディング近くなって急遽キーを変えてほしいと言われたもの。
僕の場合けっこうギリギリまでMIDIの状態で作るので別段支障ないんですが、たかがキー変更、されどキー変更てなもんで、一からの作り直しになることもあります。近年特に。
人によっては最もよく響くキー(聴覚特性)でアレンジを構築し、ミックスを仕上げたりしますんで、キー変更が発生した場合それも無に帰すと考えるべき。
他にたとえばギターを既に生録しちゃってる場合、サウンドクオリティを完全にキープしたままキーを変更することは今もって技術的に不可能ですし、ライブで生演奏で歌うとなると実際には演奏が不可能(楽器の音域や運指など)ってこともあります。
声域を本人または事務所が知っておく、もしくはデモをもらったらすぐに声に出して歌ってみてマズかったらすぐに伝えるのが最低限と考えてほしいとこ。

2曲目はたぶん以前も貼ったことがあります。
シンセの音が気に食わなくてReasonから出したりLiveから出したりCubaseで作り直してみたり正味1年くらい戦っていて、アレンジとしてもこれで7度目の(個人的な)リテイク。で、最後、ドラムの音が気に食わなくて調整した結果がこれで、そこそこの枚数にまでトラックが膨れています(使わなくなったトラックはミュートしてある)。
頭の中のイメージではせいぜい5トラックくらいだったんですけどねえ。
Ozone…スクショでマスタートラックに挿してあるのは飛び出すのを防ぐだけの目的(マスタリングのときにはマスタリング用に組み立てたものを使う)。
ですが、がっつり上げてもそれらしく出力されてしまうせいで、大音量好きな人にとってはダイナミクスの少なさを招いてしまいがち。
これ、マスタートラックのエフェクトを外して解決するもんでもなく、抑揚の全体図とか、個々のトラックの存在意義に立ち返って考えるべきと思います。要するに計画性とか目的性の問題。
これが、よく言われる「だめなミックスはマスタリングでどうにかなるもんではない」ってやつでしょう。

【追記】

いったんFIXしましたが、まだ全体にだらしなさが残るのが気になって、

  • ドラムパートの全差し替え
  • ベース音色の出し直し&若干のフレーズ変更
  • メインのシンセ音色の作り直し
  • 曲の展開をもう少し大きく遷移するよう一部パートの差し替え

を行い、ここ数日海外サイトで紹介されていたミックス手法を使ってみたらトラックの数はそんなに減ってはいないもののかなりスッキリしました。
ミックス手法の影響もあるのですが、一部の音をReWireでReasonで鳴らすように下のが大きそう。何故かは判然としないけど、時折やっぱりReWireで鳴らすようにすると低域や定位がスッキリすることがありますね。

3曲目はXLNのXOとKorg GadgetのLondonをリズムトラックに使ってあったのですが、この2つ、Logic上では縦のラインが揃わないのでデータをLiveに移植して書き出してLogicに貼り直してあります。
それと、原曲はギターのクリーントーンでバッキング演奏されていて、シンセにそのまま置き換えると響かないってことで和音の積み方を変えました。

いずれの曲もMIDI CCを含むオートメーションを書き込んでありますが、スクショでは非表示にしています。
昨日の日記に載せた過去音源も本来はオートメーションを色々書き込んであって、それを今回はOFFにして書き出したものなので、実際に使われた音源をご存知の方には「こんなんだっけ?」ってふうに聞こえたかも。

トラックフリーズをよく使っているのは負荷軽減とランダム要素の排除が目的。
ランダム要素というのはたとえばシンセのオシレーターの開始位相とかノイズ系のLFOとかで、これらがランダムなままの状態でいると、ミックスの微調整におけるトラブルシューティングがうまくいかない(いま一瞬変な低音が鳴ったように聞こえたけど原因は何だ!?とか、いま「プツッ」て言ったぞとか、さっきはここがうるさかったからオートメーションで音量抑えたけど今度はこっちがうるさくなってるとか)。
Serum以降のシンセ音源はこの「プツッ」の扱いがぞんざいな印象があるので、いよいよ本ちゃんを書き出すってときにいったんフリーズかけてDAWを終了し、フリーズデータをこっそりRXでレストレーションした上でスタティックなデータとしてバウンスします。面倒すぎるのであまりお勧めはしませんが。

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