Reason 9

Propellerhead Reason を頻繁に使っていたのがいつ頃か、昔のデータを掘り返してみたら2006年くらいと、とてつもない昔でした。
いま個人的に頼まれている(ロハの)制作で、「倍音は少ないけどそこそこの厚みがあってフワッと上に抜けていく、そこそこのリリース感のある、メインになりうる音」を鳴らしたくて、この数日ずっと隙を見ては手持ちの音源で試していました。

ソフトウェアの加工性能がボトルネックになっている現環境

柔らかいボイスの音をグラニュラーシンセシスにくぐらせて、Valhalla Shimmerを使ってオクターブ上にリバーブを溶かしてやるとイメージに近い、ってとこまでは辿り着いているのですが、これがなかなか…。
こういう音はOmnisphereが得意って印象があって探しているうちに、探しづらさにイライラしだして諦めました。
しゃあないので音色を自作する方向でしばらく考えていたけど、グラニュラーシンセシスは構造上シルキーな音を生みにくいんですよね。
メインを張れるくらいの音を所望しているので、そういうみすぼらしい音は要らない

AbsynthのCloudフィルターはほどよくシルキーになりますが、Absynthのエンベロープのかかり方は少々雑なので、残響系エフェクトと一緒に使わないとダメ。結果、全体にぼやけてしまいます。
今欲しい音は残響が薄い必要があって、手詰まりかな…と。

Rewire、今さら

実はこの数日、Logicでミックスをするにしても、Liveから書き出したステムを使うと妙にスッキリとミックスダウンできるってのがどうしても気になって、Rewireでつないだらどうなるかなど実験してました。

LiveのLink機能とかこれからガンガン元気になっていくに違いない今どき、Rewireを気にかける自分が滑稽です。

結論いうと、Rewireでは何も変わらず、Liveを単独で立ち上げて書き出したものが好都合でした。
いずれ機会があっても多分まとめないのでざっくり書くと、DAWのサンプリングレートより低いサンプリングレートのオーディオデータをDAWに持ち込んだ場合、つまりたとえば48kHzに44.1kHzのデータを取り込んだとき、Logicではリサンプルさせられるけど、Liveではリサンプルされない代わりにエイリアシングが起きて高域にノイズが発生します(たぶん)。
なお、Studio Oneだとリサンプルもされないしエイリアシングも起きません(なので良い)。
で、エイリアシングによっていわばデータに隙間が発生したものをLogicに持ち込んだお蔭でサチりにくくなっているのかなあ、なんて考えています。

Reason アップデートで得られたもの

話は戻ってRewireといえばReason。
Reasonって、サンプルは粗いのに音色パッチになると妙に艷やかでスッキリした音になっているのが印象的。
ならば数年ぶりのReasonのアップデートになるけど、安価で済むなら投資してみる価値があるかもしれんと。
で、思いのほか安かったからアップデートしましたよと。

機能的には大きく変わったとこなどないのですが、オープンダイアログの独自仕様の面倒さは無くなり、ウィンドウも整理され、イグニションキーも廃止されて高速起動。印象がすこぶるよろしいです。
特に滅多に使わないソフトの起動キーのためにUSBの電力やらPCのリソースを消費しなくて済むようになったのは素晴らしいことですね。
それに引き換え、Cubaseのマイナーアップデートのたびにむしり取られる金額やそのUSBキーのつぶしの利かなさ(iLokでいいじゃん)がにわかに腹立たしく思わされ始めたのでした。
Logicユーザーだから別にいいんですがね。

肝心の音色については、かなりイメージに近いものが作れたので、いい気分で作り進められそう。

いつ加わったのかわからないけど、Audiomatic Retro Transformerってエフェクターは、特にソフトウェアシンセがダイナミックレンジもフリケンシーレンジも広く取り過ぎちゃう問題を解決に導きそうでなかなか善き哉。
先ほど書いた、LiveとLogicの処理の違いを考えたキッカケがそこだったので、いま淀み気味の制作作業も勢いを増していくかもしれません。
とはいっても、いっときは手放した手法を再度持ち込むにすぎないんですよねえ。
歴史が繰り返しているだけなのかもしれません。

英語メニューでの使用

うちではディレクトリ名を変更した

うちではディレクトリ名を変更した

初期設定のメニューにないので、Language Switcher(アーカイブ)をと思ったらこれも使えませんでした。
なので、非常に昔からある手段、つまり「パッケージの内容を表示」してContentsのResourcesのJapanese.lprojディレクトリを改名するか、不要ならそれを捨ててしまうことで英語メニューになります。