Rare Signals “Transatlantic Plate Reverb”

プレートリバーブの再現、流行ってるんでしょうか。
Rare Signalsから Transatlantic Plate Reverb ってのが出ました。
残念ながらiLokのアカウント持ってないとデモ版(7日間制限)を使うこともできなそう。

Transatlantic Plate Reverb - Rare Signals
 Transatlantic Plate Reverb – Rare Signals
Rare Signals "Transatlantic Plate Reverb"
 Rare Signals “Transatlantic Plate Reverb”

以前紹介したのは、プレートを素材別に物理シミュレートするというなかなかトガったPA1 Dynamic Plate Reverb。

PHYSICAL AUDIO “PA1 Dynamic Plate Reverb”

今回試したTransatlantic Plate Reverbと比べてどうかといえば、それぞれの良さがあるとしか言えないのだけど、自分が両方持っていたなら曲によって使い分けることになるんかなと思います。

印象としてはPA1より若干粒立ちが粗く、広がりと奥行きがあって高級感もあります。
粒立ちが「粗い」っていうと印象悪いのだけど、ツヤ消しかツヤ有りかの違いみたいなもんですね。
同様に広がりや奥行きの必要性も楽器のバランス次第で変わってくるし、高級感だって曲調によっては邪魔になる場合があるでしょ。
これらの点がお互いに調整可能なパラメーターなのであれば一方を持ってりゃ充分でしょうけど、それぞれの特性になっちゃってますんでね。使い分けってふうに考えざるを得ない。

60年代、70年代のヴィンテージ機器って売り文句になってるのは、音を古臭くするぜって意味ではなくて、50年以上昔のハードウェア機器の新品状態を再現したかったってことらしいです。
今のプレートリバーブだって当時のハードウェアの響き方の再現なわけですし、別に古い音にはなりませんもんねえ。
実物が経年劣化していたならばヴィンテージ感漂う響きを得られるとは思いますが(参考:Does 50 Years Make A Difference? || Vintage Fender Deluxe vs Reissue – YouTube)。

あともう1つ、売りにしているのが、残響の長さのリアリティ。
実物のプレートリバーブを使ったことない世代なので細かい部分を計りかねますが、言われてみれば一部のコンボリューションリバーブであるような、残響を短くすると尻切れ気味またはフェードアウトっぽく響いちゃう感じはなくて、粒が薄まっていくような残響感があります。
結果、出しゃばらず、人によっては物足りなさを感じてしまうかもしれないけど、サワッと引いてくような自然な残響感になってるんかなと思いました。

【参考】

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話題の製品を実際に使ってみたらこうだった!EMT140エミュレートのプレートリバーブ対決 | 宮地楽器 RECORDING GEAR
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