音作りの記録 または お勧めプラグイン

2014年に初稿したためましたが、改めて私見でまとめ直しました。
サウンドメイク( sound making )上、使用価値が高いと感じたプラグインソフトのまとめ。
言うまでもありませんが、僕が使ったことないものについてはわかりません。

■音源編

■シンセ音源:アナログ

Twin [Fabfilter]

Fabfilter : Twin
Fabfilter : Twin
品質
負荷
評価C+
コメントアナログ、Sync、PWM。フィルターの出来がいい。独特なUIに戸惑うことも。Sample&Hold可能。ノイジェネ搭載。

Cypher, Strobe, Strobe 2 [FXpansion]

品質
負荷
評価B-
コメントアナログ、Sync、FM、PWM。フレーズシーケンス可能。EGのタイムが細密。ノイジェネ搭載。

Sylenth1 [Lennar Digital]

Lenner Digital : Sylenth 1
LennarDigital : Sylenth1
品質
負荷
評価C
コメントアナログ感が好きな人向け。フレーズシーケンス可能。ノイジェネ搭載。

■シンセ音源:ウェーブテーブル(Wavetable)

Massive [Native Instruments]

Native Instruments : Massive
Native Instruments : Massive
品質
負荷
評価B
コメント数値入力できない。EDM作らないなら必要なし。フレーズシーケンス可能。ノイジェネ非搭載(NoiseとあるのはPCM)。

Serum [XferRecords]

XferRecords : Serum
XferRecords : Serum
品質中高
負荷
評価A-
コメントWavetable、アナログ、FM、AM、PM等。EDM作らないなら必要なし。発音時のノイズが気になる人にはお勧めしない。フレーズシーケンス機能弱し。ノイジェネ非搭載(NoiseとあるのはPCM)。

Spire [Reveal Sound]

Reveal Sound : Spire
Reveal Sound : Spire
品質中高
負荷
評価B
コメントWavetable、FM、アナログ。EDM作らないなら必要なし。オシレーター周りがわかりにくい。フレーズシーケンス可能。

Razor [Native Instruments]

Native Instruments : Razor
Native Instruments : Razor
品質
負荷
評価C+
コメント要Reaktor。金属的な鋭い音の作成に向く。LFOの自由度低い。

Icarus [Tone2]

Icarus VST AU plugin - The best wavetable synthesizer
Icarus VST AU plugin – The best wavetable synthesizer
品質
負荷中低
評価B-
コメントオシレーター波形や加工手法が膨大だが、出音のバリエーションを出しにくい。アルペジエイター内蔵、フレーズシーケンス可能。

■シンセ音源:その他

ElectraX, Electra 2 [Tone2]

Tone 2 : Electrax
Tone 2 : Electrax
品質
負荷
評価B+
コメントステレオ感、重厚感を出しにくい。低負荷でSuperSawを鳴らせる。

Alchemy [Camel Audio → Apple]

品質中低
負荷中高
評価C
コメント音質よくない。音探しにくい。音作りにくい。ただしLogicとの統合性高く、ここぞという存在感あるサウンドは出せると思う。アルペジエイター内蔵、フレーズシーケンス可能。

Iris, Iris 2 [iZotope]

用途
Drone, Electronica
品質
負荷
使用価値
C
コメント
素材次第でオリジナリティの高い音を作れる。音作りに結構時間がかかる。
品質
負荷
評価B-
コメント素材次第でオリジナリティの高い音を作れる。音作りに相当時間がかかる。

Omnisphere [Spectrasonics]

Spectrasonics : Omnisphere
Spectrasonics : Omnisphere
品質中高
負荷
評価A-
コメント音がでかい。使いこなすまでには時間が必要そう。アルペジエイター内蔵、フレーズシーケンス可能。

HALion [Steinberg]

Steinberg : HALion
Steinberg : HALion
品質中高
負荷
評価B+
コメント今のところ邦楽方面の作風にすんなり使えるのはこれか国産のシンセしかないと思われる。アルペジエイター内蔵、フレーズシーケンス可能。

選外:

  • Absynth, FM8 : 高解像度時代についていけてない感。
  • Korg Gadget : まとめて評するの難しいので割愛。
  • Roland Cloud : Roland好きな人向け。

■PCM(サンプリング)音源:ドラム

BFD3 [Fxpansion]

Fxpansion : BFD3
Fxpansion : BFD3
用途
Pop, Rock, Funk
品質
負荷
中高
使用価値
A
コメント
基本はお手頃価格だが、気に入ったセット見つけるまでに多少投資が必要。キーマップの配置と、自動再生機能が若干鬱陶しい。

Superior, Superior 3 [ToonTrack]

用途
Pop, Rock
品質
負荷
中高
使用価値
A- (Superior), B- (Superior 3)
コメント
正直、Superior 3には2までの迫力は無い。音作りに自信がある人向け。

Addictive Drums, Addictive Drums 2 [XLN Audio]

用途
Pop, Rock
品質
中高
負荷
中高
使用価値
B
コメント
全体的に乾いた音。存在感を前面に出したくないPops向けかも。

Battery 3, Battery 4 [Native Instruments]

用途
EDM, Techno
品質
中高
負荷
中低
使用価値
B+
コメント
Battery 3と4は別物。全体的に乾いた音。特有のエディット機能やコンプ感で重さを演出したいときに重宝。Logicで使用する際はオリジナルセットを組んだ場合の素材の置き場に注意(Logicの整理機能を使うと素材を処分してしまう恐れ)。

Studio Drummer, Abbey Road Drummer [Native Instruments]

Native Instruments : Studio Drummer
Native Instruments : Studio Drummer
用途
Retro, Rock, Metal
品質
負荷
使用価値
B
コメント
要Kontakt。LoFiな音やガレージサウンドを作りやすい。

■PCM(サンプリング)音源:ギター

Real Guitar, Real Strat, Real LPC [MusicLab]

用途
Rock, Funk
品質
負荷
使用価値
B
コメント
操作に慣れるのに若干時間かかる。無難。開放弦を使ったコード・カッティングなどちょっと厳しい面も。

Ample Guitar M, Ample Guitar L [Ample Sound]

用途
Folk, Country, Bossa Nova, Fusion
品質
負荷
使用価値
A
コメント
スライドバー奏法があれば文句なしだった。操作に慣れるのに若干時間がかかる。ビブラートが不自由。

Heavier 7 Strings [TBTech]

Three-Body Tech - Heavier7Strings
Three-Body Tech – Heavier7Strings
用途
Metal, Progressive Metal
品質
中高
負荷
使用価値
A
コメント
素の音は地味だがエフェクト後はなかなかいい。7弦あるので低いキーの曲を作る際に手間取らなくてよい。装飾音を簡単に出せるのもよい。

V-Metal [Prominy]

用途
Metal, Progressive Metal
品質
負荷
使用価値
A
コメント
要Kontakt。DTM向きで扱いやすい。独特な操作に慣れるまで多少時間がかかるが、Electri6ityほどしんどくはない。

Electri6ity [Vir2]

» http://www.vir2.com/instruments/electri6ity/

Vir 2 : Electri6ity
 Vir 2 : Electri6ity
用途
Rock, Fusion
品質
負荷
使用価値
B-
コメント
要Kontakt。これだけを常時使うならいずれ慣れるが、色んなギター音源と使い分けると頭が混乱する。ビブラートの扱いが面倒くさい。

■PCM(サンプリング)音源:キーボード

Keyscape [Spectrasonics]

Spectrasonics : Keyscape
Spectrasonics : Keyscape
用途
Pop, Latin, Retro, Nu Soul
品質
負荷
中高
使用価値
A-
コメント
くっきりした音。ピアノのリリース音が嘘くさいのでソロピアノにはあまり向かない。

Vintage B3 [Apple Logic]

Apple Logic : Vintage B3
Apple Logic : Vintage B3
用途
Rock, Funk, Soul
品質
負荷
使用価値
A+
コメント
オタク向けと言えるレベルの作り込み要素。オルガンベースの重み、全体の歪み具合はもう一歩だが響きとしては充分。

■PCM(サンプリング)音源:ベース

MODO Bass [IK Multimedia]

IK Multimedia : MODO BASS
 IK Multimedia : MODO BASS
用途
Pop, Rock, Funk, Soul
品質
中高
負荷
中高
使用価値
A-
コメント
よく出来ているが複数弦弾くなどアグレッシブな内容を打ち込むにはしんどい。あとPitchBendの開放に難あり。他の音源と異なり奏法をすぐに変えられるのが非常によい。

■PCM(サンプリング)音源:その他

Kontakt [Native Instruments]

Native Instruments : Kontakt
Native Instruments : Kontakt
用途
Orchestra, Horn Section, Drone, FX
品質
中高
負荷
使用価値
A-
コメント
無難に音色が揃っているので初心者にはお勧め。拡張音源の購入にはうってつけ。

Symphonic Orchestra [Eastwest]

East West : Quantum Leap Symphonic Orchestra
East West : Quantum Leap Symphonic Orchestra
用途
Orchestra
品質
負荷
使用価値
A-
コメント
木管楽器のライブラリーに欠けあり。ティンパニの最強打音は随一。操作性はあまりよくない。

選外:

  • HALion, Groove Agent : シリーズの音はJ−Popに必須だがCubase環境以外では少々重すぎる。
  • Trilian : 仕組みの時代遅れ感強まってきた。MODO Bassでいい。
  • Drummer (Apple Logic) : 充分使えるがパーツのチョイスなど自由度が低い。
  • Studio Horns, Studio Strings (Apple Logic) : 充分使えるが信号処理し切れてない問題あり。

■エフェクター編

■EQ、フィルター関係

AUGraphicEQ, AUNBandEQ [AudioUnits]

品質
負荷
使用価値
A (GraphicEQ), B- (NBandEQ)
コメント
GraphicEQはエキサイターライクな掛かり方をする。NBandEQは一度使ってみるといいと思う。

 Pro-Q, Pro-Q2, Volcano [Fabfilter]

品質
負荷
評価A
コメント今やふつうになったMS処理ができた。NotchとQが凄まじくよく利く。Volcanoはフィルター動かす用で、フィルタータイプが複数選択できてよい。

Pultec EQP-1A [Universal Audio], Vintage Tube EQ [Apple Logic]

品質
負荷
評価A
コメント純正のVintage Tube EQの効きがいいので、UADのPultecは使わなくなった

Mic Mod EFX [Antares]

Antares Tech : Mic Mod EFX
Antares Tech : Mic Mod EFX
品質中低
負荷中低
評価B
コメントEQでは作れない近接効果を作るために使用。

Nectar [iZotope]

iZotope : Nectar
iZotope : Nectar
品質中高
負荷
評価B+
コメントとりあえずNectar 2より1。EQに限らず、かなり愚直に効果が出る。うちではたいてい、Melodyne, MicModEFX(微調整)、Nectar、DeEsserの順に挿す。

Speakerphone [Audio Ease]

Audio Ease : Speakerphone
Audio Ease : Speakerphone
品質
負荷
評価B-
コメント基本的には多目的なコンボリューションリバーブ。最近はほぼ出番なし。

Roth-AIR [Rothmann]

Rothman : Roth-AIR
Rothman : Roth-AIR
品質
負荷
評価B+
コメント邪道な方法でサウンドのプレゼンスを上げる(参照:Daniel Rothman “Roth-AIR”)。

Soothe [oeksound]

oeksound : Soothe
oeksound : Soothe
品質中高
負荷
評価A
コメント出過ぎた成分を叩くのではなく引っ込めるEQ。

Overdrive [Apple Logic]

Logic Pro X 10.2.1 Overdrive
Logic Pro X 10.2.1 Overdrive
品質
負荷
評価B+
コメントスルーに近い状態で挿しただけでも元気が出る。

■コンプ関連

※DTM(打ち込み)での使用範囲内でちょうどよくかかるコンプは基本的に存在しないと思ってる。コンプ挿さずにある程度音が整ってることを重視。

Drawmer S73 [Softube]

Softube : Drawmer S73
Softube : Drawmer S73
品質中高
負荷
評価A
コメント輪郭を出すのに使ってる。もっと細かく設定したい気もするが。

Compressor [Apple Logic]

Logic Pro XのCompressor(Classic VCA)
Logic Pro XのCompressor(Classic VCA)
品質
負荷
評価A
コメント歪ませる目的で使ったりする。味は強くない。EDM系作るならAttack, Releaseの設定値がもう少し細かいほうがいい。

VC160 [Native Instruments]

Native Instruments : VC160
Native Instruments : VC160
品質
負荷中低
評価B
コメントアコースティック感を強めに出したいときなど。

OTT [Xfer Records]

OTT通常表示
OTT通常表示
品質
負荷
評価B
コメント色が付きすぎるのでEDM寄りの路線以外ではエキサイター的に極薄で使う。

Ozone7 Dynamics [iZotope]

iZotope : Ozone 7 Dynamics
iZotope : Ozone 7 Dynamics
品質
負荷中高
評価A-
コメントマルチコンプとして、これもまた極薄で使う。Attack, Releaseは速め。愚直にかかる。

■Delay, Echo関連

Stereo Delay [Apple Logic]

品質中高
負荷
評価B
コメントざっくりかけたい場合には軽快動作でよい。

Tape Delay [Apple Logic]

品質中高
負荷
評価B+
コメントざっくりかけたい場合には軽快動作でよい。

Dubstation [Audio Damage]

Audio Damage : Dubstation
Audio Damage : Dubstation
品質
負荷
評価B-
コメントダブディレイとしてはよくできてるが、汎用性を問われるとちょっと難しいとこ。

Replika XT [Native Instruments]

Komplete : Effects : Replika Xt | Products
Komplete : Effects : Replika Xt | Products
品質中高
負荷中低
評価B
コメント色んなタイプのディレイが1つにまとまってていいが、どうも嘘臭さが出るとこだけ気になる。
Stereo Widthを調整できるのでとてもよい。

■Reverb関連

Space Designer

品質
負荷
評価B+
コメントサンプリングリバーブとしてはさほど質が高くはないが、汎用性はある。

Altiverb [Audio Ease]

Audio Ease Altiverb 7 Arises | macOS Audio
Audio Ease Altiverb 7 Arises | macOS Audio
品質中高
負荷
評価B
コメントフリーで高品質のコンボリューションリバーブも今やそこそこの数あるので、わざわざAltiverbに手を出す必要はないかなと思う。

Eos 2 [Audio Damage]

AD034 Eos 2 - Audio Damage
AD034 Eos 2 – Audio Damage
品質
負荷
評価A
コメント基本プレートのみだが、低負荷で高品質なものを使うなら非常によい。

HD Cart [Reverb Foundry]

Reverb Foundry : HD Cart
Reverb Foundry : HD Cart
品質
負荷
評価B+
コメントアコースティック楽器と相性のいい、腰の据わった響き。
曲調による。

ValhallaShimmer [Valhalla DSP]

<a href="https://valhalladsp.com/shop/reverb/valhalla-shimmer/">Valhalla Shimmer – Valhalla DSP</a>” class=”wp-image-54331″/></a><figcaption><a href=Valhalla Shimmer – Valhalla DSP
品質中高
負荷
評価B+
コメント立ち上がりがイマイチ。
フィードバックにピッチシフトかけられたり、超ロングリバーブを低負荷で実現できるので、ディープなドローンサウンドやアンビエントものを作るときに差し替えるとすっきりする。

■歪み系

Bitcrusher

品質中高
負荷
評価B
コメント単にサンプリングレートやビットデプスを落とすときにも使うが、少し歪ませて倍音を付加するときやヌケを作るときにも用いる。小数の値を使う必要があるときはAUDistortionを使う。

Clip Distortion

品質
負荷
評価B-
コメント特定の帯域を歪ませるもので一時はエキサイターじゃ出せない高域補強に用いていたが今はRoth-AIRで代用し、ベースのアンプ歪みを模すのに使っている。

Le456 [LePou]

<a href="https://lepouplugins.blogspot.com/2009/10/le456.html">LePou Plugins: LE456</a>” class=”wp-image-54330″/></a><figcaption><a href=LePou Plugins: LE456
品質
負荷中高
評価B
コメントENGLのアンプシミュだがマルチエフェクターを通したライン録りっぽい歪みを作るために使用。
LePou製品は負荷が高めなのとレベルメーターがバンバン振れちゃうのでそれが嫌なら使わないほうが精神衛生上いいと思う。

Saturn [Fabfilter]

Fabfilter : Saturn
Fabfilter : Saturn
品質
負荷
評価B-
コメントリアリティを求めるってより飛び道具と考えたほうがいい。

その他、Korg Gadgetなど何かのバンドルの一つや、FM8やAbsynthなどシンセの機能の一部としてオーディオ入力に対してエフェクトをかけられるものを試すことがしばしばあります。

■うねり系

モジュレーション系エフェクトは最近めったに使わないのと、これだ!ってものに出会ってません。
特にコーラスで瑞々しさが出るものがなかなか無い。