Orange Vocoder IV が開発中だったようで

6 Great Vocoder Plugins [+ What is a Vocoder] — Pro Audio Filesって記事が上がってて、かつてProsoniqが出していたOrange Vocoderが Orange Vocoder IV としてZynaptiqから復活しようとしていることをいま知りました。

Pro Audio Filesの記事は、なかなか理解されにくいVocoderとTalkboxの仕組みの違いについても説明しつつ、以下6つのプラグインを紹介しています。

  • Apple “EVOC 20 PS” (Logic純正)
  • iZotope “Vocal Synth 2”
  • Melda Production “MVocoder”
  • Sonivox “Vocalizer Pro”
  • Waldorf “Lector Vocoder”
  • Zynaptiq “Orange Vocoder IV”

それぞれ毛色が違いますが、EVOCとLectorはちょっと他より劣る印象がありますかね。

うちの日記でもちょくちょくVocoderに関して記していて、

列挙するとマンネリすら感じるとこ。
そろそろVocoder考2019を記そうかと下書きしたものの、依然Ableton LiveのVocoderにSootheで過剰成分を除去するのが優勝と思ってるため特に書き足すこともなく下書きのまま放ったらかしです。
iZotopeのVocalSynthもダメではない。だけど個人的な好みではない。発せられる音にシルキーさがもうちょっとあればいいかな。

んで、Orange Vocoderの名前はずーっと聞いていたのですが何せ利用経験がありません。
果たしてどんな音なのかと探してみて、オフザケながらこれがいちばんわかりやすかった。

…と、見たらあるじゃん、Zynaptiqのサイトに10周年を記念した復活版が。
一通りインストールしてLogicで立ち上げると、リスト内ではZynaptiqでなく元祖のProsoniqのカテゴリーにいて、デモ版なので断続的にノイズが鳴ったり保存できなかったりしますが問題なく動作しますね。

先ほどの動画で用いられているのが元祖のほうのプリセットなのか自家製なのかよくわかりませんが、リストに差異がありますね。
いずれにせよ、”あの頃聞いたボコーダーボイス”もあれば、あまりにキテレツだけど何だか使いたくなるものもあり、またその発想はなかった!ってものもぼちぼち。
これまで勝手に優勝と考えてきたAbleton LiveのVocoderと比べても、バンド数に見えるのは10バンドのEQなので結局バンド数わからず(Ableton Liveは確か最大40band)ですが、8つにもなるアルゴリズムの多さ、サイドチェインもしくは内部オシレーターの使い心地のよさ、過不足なくちょうどいいステレオ感、帯域/時間軸ともにシルキーな感じと、Orange Vocoderのほうにけっこうアドバンテージがあるかなと思います。

流行になびきやすい凡百のデベロッパーと違って、先進的/実験的オーディオ処理技術に果敢に取り組むことで定評のあるZynaptiqが、これをどう改良してくるのか楽しみに待っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です