NUSofting “Modelonia 2.0”

NUSofting の Modelonia 。
Public Beta だというのでインストールして試してみました。草の根ソフトをレビューするのは初めてかも。
Win, Mac両対応。
結論から言うと、自分は好んで使わないかな…。

Modelonia 2.0 PublicBeta

Modelonia 2.0 PublicBeta

そもそもどういうものかというと、レゾネーターベースの、撥弦楽器(STRING)と管楽器(HORN)のモデリングシンセ。STRINGとHORNとの間でクロスモジュレーションができるなど、発想はわりと面白いと思います。

前のバージョンを知らないこともあり、ウィンドウを見てどこをどういじってよいやらとまず思いました。左上から右上、左下、右下という順、Zの形になるように発音プロセス用のコントロールを並べていくオーソドックスな配置に慣れた自分としては、LFOなど付加的な要素が比較的重要度の高い右上の位置に配置されていることに戸惑いを覚えます。
といっても、草の根ソフトや一部の業務用ソフトとして変則配置はそんなに珍しくもないので、まあ自分がなんと最近甘やかされてたのかと自覚させられた、というのが正しい感じ取り方かもしれません。

プリセット音色をざっと聞き、パラメーターをいじってみて気になったのは、モデリングで比較的重要な”歪み”のバリエーションが無いということ。DAWとの相性もありそうですが、お蔭で音色をいじってもヌケてきません。一方で音源が空間的には眉間あたりに位置してしまい、結果、ヌケないのに見通しが悪くなるという制御しにくさがあります。リアリティが充分に備わっていればテープシミュなど物理的なシミュレーターを通してみてもよさそうですが、そこまででもないので物理的なシミュを通すとかえって胡散臭くなりそう。扱いが難しいです。

ドブロギターとか、なんとなくでも再現できたら面白かったんですけどね。

そういや、このスライド奏法で思い出しましたがiPhoneアプリのSteel Guitarがなかなかよく出来てます(¥120ってなてるけど僕がゲットしたときはフリーだったような…)。

ReaktorのSilverwoodがすこぶる良かったせいで見劣りしてしまって残念ですが、個人的には古き良き発想を思い出してみるきっかけにたまには使ってみようかなというところ。

操作性 ★★☆☆☆
レスポンス ★★★☆☆
音質 ★☆☆☆☆