NUGEN Audio “Paragon”
プラグイン技術における新たなアプローチと称して、NUGEN Audioが10/21に PARAGON を発表するらしい。
ポスプロ、メータリング(計測)を得意とするNUGEN Audioですが、はてさて。
個人的には立体音響とかアンビソニックとかだといいなと思ってますが、発表になったらこの記事に追記していきます。あまりに興味そそられなかったら追記すらしないかも(そんなことはないと思うけど)。
201022追記
詳細が発表になり、iLokにデモ版のアクティベートコードを入力して動作を見てみました。
コンボリューションとアルゴリズミックのハイブリッド方式、それとモノラル、ステレオからサラウンドまで広く軽く動作するのが売りということでした。
コンボリューションも充分に活用できそうなんですが、とりあえずプリセット全般にわたっての「どこかで聞いたあの感じ」がよく、アウトボードのリバーブレーターを今どきっぽくビジュアライゼーションで可視化し、日常業務にすぐ組み込めるようにデザインしてるのもいい。
レコーディング時のモニタ用、仮ミックス用、本ちゃんミックスでの空気醸成用と、かなり主力級って印象があります。嘘くさい広がりや奥行きもなく、ひたすら王道ですね。
粒子はわりあい粗めで、フランジングっぽさが漂うものもありましたが、大まかにはガツガツしたサウンドより案外アコースティックなサウンドとの相性が良さそう。
しばらくNUGENのソフトはスルーしていましたけど、再びヲチ対象にするのもいいかなと思いました。