夢に出る…新しいエラー(neurror)の姿

【閲覧注意】とかタイトルに書こうと思ったけど下世話になりすぎるのでやめました。
CDMで取り上げられているVadim Epsteinの動画作品は、美しいモーフィングを誇る一方で、阿鼻叫喚の地獄絵も見せています。

With AI and GPUs, Vadim Epstein creates an engrossing, fragmented mirror - CDM Create Digital Music
With AI and GPUs, Vadim Epstein creates an engrossing, fragmented mirror – CDM Create Digital Music

全部転載してもアレなので1つだけ。その他はCDMのページでご覧ください。

サムネの時点でヤバい…。
画像処理については門外漢なので解説は専門の方にお任せします。
Old Dutch Masterって何だろうとググるとチーズの画像が引っかかるけど恐らくそっちではなく、多種多様な題材が扱われたという意味でこっち(Dutch Golden Age painting – Wikipedia)じゃないかなと。

歴史画は、たとえレンブラントの作品であったとしても売却が困難で、ほとんどの画家は「ヒエラルキー」としては下位ではあるものの、売却が容易な肖像画や風俗画を描くことを強いられた。

オランダ黄金時代の絵画 – Wikipedia

一握りの著名で流行の最先端を行っていた画家の作品を除いて、供給過多のため絵画の価格は低かったと考えられる。現在では当時の最高の画家だとされているフェルメール、フランス・ハルス、晩年のレンブラントたちも、当時はそれほど高名ではない、あるいは流行に外れた画家として経済的問題を抱えており、貧困のうちに死去している。

オランダ黄金時代の絵画 – Wikipedia

なんか、示唆的なものを感じる、というか、世の法則ですね。需要に流れるか芸に死ぬかみたいなとこ(二択と考えるのもよくないが)。

なにが怖さをもたらしているのか、この怖さが無くなるまでプログラムが進化するのは作品の価値を薄れさせることになるのか、怖さが時間軸の中だからこそ現れるのだとしたら時間軸が作品の一部となっている音楽ではこのような怖さを出現させられないのか、な〜んてことを考えて(映像の麻薬的効果とは別な理由で)夜中にこの動画を見て目が冴えてきちゃいました。
“trash neurror”とは、…あんまりうまくもないけどジワジワ伝わってきます。