Native Instruments ソフトがデモモードになってしまう不具合と解消

不具合発生

Native Access
Native Access

購入して使えていたNI製品が突如デモモードになってしまい、再登録しようが再インストールしようが直らなくなりました。
具体的には、先日まで愛用していたReplika XTが今日使えなくなりました。言うまでもなく、割れ物を使っているわけではないし、アカウントを共有しているわけでもありません。
英語で検索しているとForumに同様の報告が多々あり、抜本的な解決にまだ至っていないっぽい。

一つの解法として、現在Native Accessに機能が置き換わった旧Service Centerの情報が残っている、またはNative Accessで登録後にService Centerを立ち上げることで上書きされてしまった情報を破棄する目的で、MacではApplication SupportのNative Instruments内のService Center下にある(正しく認識されていないソフトに対応する)XMLファイルを破棄するとよいとのこと。これで解決した人もいるようですが、うちでは解決せず。
結局、NIスタッフによれば環境差があるそうで、直接スタッフにコンタクトを取ってくれとのこと。現在返信待ちです。公開できるような回答が来たら、日記に書かせてもらいます。

追記

現実解はアンインストール&再インストール

指定されたIDでサポチケをもらって昨朝返信をいただき、必要と思われる情報を提供したところ、動作環境の辻褄は合っているため、いったんライブラリー以外つまり初期設定ファイルやソフト(プラグイン含む)本体を削除して再起動後に再インストールしてくださいとのこと。→直りました。

憶測に過ぎませんが、旧環境から新環境に移行する際に、macOSの移行ツールによって初期設定ファイルもしくはそれに準ずるものをコピーしてしまった場合に起きるのではないかと思います。とはいえ昨日まで正常動作していたものが今日異常を来すってのは考えにくいのですが。

Native Instrumentsのサポートさんが日本担当の方に回してくださったのでラクに解決しました。英語が苦手な方だとサポチケに辿り着くのも少ししんどいかもしんないですね。でもたぶん、日本語サイトからもサポチケを貰えると思います。

さらに追記

Guitar Rig 5など一部のソフトは、Native Access 3.2.2にダウンデートしてリフレッシュ(右上のボタン)することでDemoモードが解除されます。どうもMacのRosetta 2との整合性の問題らしく。
ただし、この場合、Native Accessを最新版にするとまたDemoモードに戻ってしまうことが予想されるため、Guitar Rig 6からGuitar Rig 5のプリセットを呼び出せるようにしておいたほうが現実的には安定すると思います。