Muze “Aquamarine” Free 配布中

Muze Aquamarine Complete
Muze Aquamarine Complete

Kontakt用のパッド音色ライブラリー、Muzeの Aquamarine の機能縮小フリー版が配布されています。
フル版は37,108個のサンプルを用いた2,400以上の音色群が収録されていて、テクスチャー、パッド、コード、シンセ、プラックとカテゴライズされた102GBに及ぶライブラリー。
価格はフル版が$99(正規価格$199)、ベーシック版が$59(正規価格$129)、そしてこのフリー版は2,592個のサンプルを用いた144の音色群を収録しています。
フリーのKontakt Playerには非対応。

メイン画面(最初のスクショ)に見られるように、4つの音色レイヤーのバランスを取るという最近多いスタイル。ちゃんとオートメーション効きます。
Kontaktそのものが持つ機能を使っているに過ぎないとはいえ、操作できる箇所がべらぼうに多く、KSPは果たして何行に及ぶのかという出来。
マニュアルを細かく読んだわけでもなく、フリー版ゆえの制約なのかもしれませんが、エフェクトが機能しない…?って場面もちょくちょくありました。

ソースサウンドのバリエーションは豊富で、いわゆるパッド音色という感じにシンセ音と環境音とが混ぜられている感じ。
ただ全体的に湿度が若干高く、粒度が粗い印象はあって(あんま人のこと言えんけど)、使用にあたっては結局DAWサイドでトリートメントが必要になるでしょう。
細かいとこツッコむと、サンプルスタートのランダム再生もラウンドロビンも設定されていないようなので、同じ音程を連続で再生したときの有機的な効果は出ないのと、アタックタイムを0にしたときに再生開始時のプチノイズがうっすら鳴るので、これらが気になる人はつどパネルの中身を開いて調整を加える必要があります(✎参考 Kontakt : 飾り付け その他メモ – makou’s peephole)。大した作業じゃないとはいえ、毎回やらなきゃいけないと思うと少し滅入りそうですね。
あとは…サンプルがCompressed 24bit/48kHzと書かれていて、このCompressedはKontakt用のncw形式に圧縮されているという意味(わかってる人も多いとは思いますが)で必ずしも劣化させられてるとは限りません。24bit/48kHzとされているのに実際のデータが16bit/44.1kHzになっているのは、わかんないけどフリー版だからなのかもしれません。でもフリー版だからってそこまでするかなあ…。

ともあれ作り的には非常に凝っていて面白く、ドキュメント映像向けのBGMを作ったりする際などではOmnisphereみたいに振れ幅の大きなライブラリーより音色を見つけやすいと思うので、武器の一つとして導入してもいいんじゃないかなと思いました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください