🆓 MeldaProduction “MonasteryGrand”

チェコのMeldaProductionから MonasteryGrand と称する、比較的カスタマイズ性能の高いピアノライブラリーがリリースされました。
Monasteryとは(男子の)修道院のこと。
使用できるようになるまで少々段取りが必要なので、その説明のために取り上げることにしました。

MonasteryGrandのWebページからinstrumentをダウンロードしただけでは使えず、この.mproductを開くためのソフト、MSoundFactoryが必要で、MSoundFactoryPlayerがそのフリー版。WebページでPlayerを選択してダウンロード。
MSoundFactoryPlayerはuniversal installerとリンクで示される統合インストーラーの中にあり、インストーラー自体はMAudioPluginsという名になっています(最新版は記事執筆時点で14.07)。

MeldaProductionの製品リスト
MeldaProductionの製品リスト
DAWのプラグインソフト音源として起動したところ
DAWのプラグインソフト音源として起動したところ
日本語ファイル名は不可なので、ディレクトリを辿るときは要注意
日本語ファイル名は不可なので、ディレクトリを辿るときは要注意

MAudioPluginsという統合インストーラーを起動すると、MeldaProductionの全製品リストが現れるのでMSoundFactoryを選んでNext>ボタンを押してインストールします。
DAWを起動してソフト音源のトラックにMSoundFactoryPlayerを立ち上げ、プラグインウィンドウ右上のMenuからInstall Productを選択。
Select Sample Root Pathという小窓が開くので、自身のPC/MacでMSoundFactoryPlayerに使うライブラリーデータを置く場所を指定します。うちでは「書類」(Documents)フォルダの中に作りました。専用フォルダをCreateしたくなるところですが「書類」(Documents)フォルダを選ぶだけのほうが良さそうです。日本語ファイル名に非対応である点に注意。
.mproductファイルをここに移動してやり、Select Sample Root Pathの小窓でそのファイルを変換することで、MSoundFactoryPlayerを通じて鳴らすことができるようになります(もう少しラクな手順がありそう)。
変換し終えたら.mproductファイルは必要ないので削除してOK。

Monastery Grandのライブラリーを開いたとこ
Monastery Grandのライブラリーを開いたとこ
Monastery Grand Creativeのライブラリーを開いたとこ
Monastery Grand Creativeのライブラリーを開いたとこ

サウンドとしては、いくつかプリセットがありますけどだいたい硬めで、パラメーター群はKontaktのピアノを真似た感じ。ちなみにパラメーターリセットは右クリック。
エフェクトにはDelayやReverb、CompressorとEnhancerがあり、ReverbのInfiniteモードが少々個性的な動きをします。

Monastery Grand Creativeはおそらく同じライブラリーのデータを流用/転用した音色群で、これはなかなか面白みがあっていいです。

MSoundFacotyについてですが、手頃なPCM音色を積極的に使うソフトは今あまり多くないため重宝しそう。
もしそれで操作感などを気に入って長く使っていこうってことになれば、LEなりFullに移行するとよいかなと。
Full版は、音色数制限が取っ払われるだけでなく、いわばUVI Workstation並みに色々できるようになりそう。
記事執筆時点の価格はLE版が¥12,000弱、Full版が¥24,000弱となっています。