MIXLAND “Rubber Band Compressor”

アップワード・コンプ気味にねちっこさの出る面白いコンプ Rubber Band Compressor がMIXLANDから登場して、海外記事だと2箇所でだけ見かけましたので最後に取り上げておきます。

New Music Gear Monday: Mixland Rubber Band Compressor Plugin - Bobby Owsinski's Music Production Blog
New Music Gear Monday: Mixland Rubber Band Compressor Plugin – Bobby Owsinski’s Music Production Blog

残念ながらデモ版はないようなのですが、動画で見られるようにけっこうキツめにかけられ、NYコンプに対応、あとたぶんattackとreleaseはタイムでなくトランジェントシェイパーとして機能しているように聞こえます。これを個別のチャンネルにせよミックスバスにせよ、チャンネルインサートのどこに挿入するかは悩ましいとこではありますが、きっちりとトラック群を設計してきっちり入力までの音作りを行えばバウンス時にも充分な威力が発揮されるような気がします。オーバーサンプリングに対応してるともっとよかったかなあ。

定価が$29.99のところ、現在$19.99でゲットできます。

追記

その後、ウクライナへの募金のお返しとしてクーポンをいただいたので無料(単純に出納だけ考えると定価を超えますが)で手に入れることができました。

Rubber Band Compressor | MIXLAND
Rubber Band Compressor V2 – MIXLAND

上記過去記事に引用した紹介動画内でも見られたようにゴムがビョンビョンと動き、強めの設定だと確かにゴムのスナップバックを連想させられるような、ベチベチとしたかかり方になります。Stylus RMXの内蔵のテープコンプの印象に近いですかね。中核となるtensionのコンセプトが非常に面白い。

Tilt!EQってのがこの次に登場したエフェクターで、その機能限定版がfreeTILT!。
Tilt!EQに関しては特に目覚ましい要素がなく、評判も格別いいわけではないみたいですね。