mix³ 試してみた【追記】

mix³ from Immersion Networks
mix³ from Immersion Networks

mix³ という名の謎Webアプリケーション。

計算能力があまりにかさむってことでクラウドベースとした、3Dオーディオ・ミキシング・プラットフォームで、誰にでも簡単に使える代物とのこと。既にこれを利用した音源も流通してるとか。
ためしに登録リクエストを送ってみたのですが、まだインビテーションが届いてないため、チェックできてません。
30日間の無料トライアルができ、サブスクリプションが$9.99/月だそうです。

210528追記

インビが届いたので解説動画を見たりなどして試してみました。Webから解説動画へのリンクは見当たらないようなので、ここには貼らないでおきます。
利用にはWebGLを有効にしたWebブラウザが必要。

おおむね期待通りで、現状はelevationに関しての設定はできないものの、たとえばヘリが離陸するとかいう描写にでも使うのでなければ、充分な効果が得られる印象です。

複数の音源ファイルや長大な音源ファイルをプロジェクトに投入する場合には、当然のことながら待ち時間が相当にかかるので、自分のローカル環境で使える立体音響っぽいプログラムによって産出される結果と、mix³の高精細なアプリから産出される結果とで天秤にかけて、都合のいいほうを選ぶことになるでしょう。
まだベータ版とのことなので、この先のアップデートに期待がかかります。たとえば、それこそelevationに関する演算が加わったり、オートメーションで制御できるようになったり、クラウドストレージとの連携が可能になったり、何らかのDAWと互換のファイル形式でDLできるようになったり、それと、ざっと探したとこでは見つからなかった各トラック(リージョン)のスタートタイミングの管理など。果たしてどこまで可能になるのかなと。