MiMU “The Jellyfish”

MiMU | The Jellyfish
MiMU | The Jellyfish

数多くのグラニュラーシンセやエフェクトがこれまで登場しましたが、MiMU がリリースしたのは、デザイン的にも機能的にもそれらを総括するといえる The Jellyfish 。初歩の人にもわかりやすく、少し踏み込んだ使い方をしたい人にも使いやすく仕上がっています。
もちろんもっとディープな使い方を好む方もおられると思うので、万人が納得するとは言いませんけども。

↓こちら、APDでのセールは23/07/12まで。

Explore uncharted musical landscapes as you navigate through ethereal pads, pulsating rhythms, and haunting textures, effortlessly blending digital dreams with real-world inspiration.

懇切丁寧な解説動画も上がってます。
New Sonic ArtsのGraniteをやや彷彿とさせるビジュアルですが、コントロールはもっともっと直感に近く、グラニュラーウィンドウの長さ、再生間隔(テンポ同期可能)、再生ピッチ、ジッターやランダムネス、ウィンドウタイプ、再生方向など基本的な機能を確実に備え(Pitch Wobbleのみ、ちょっと予想と違うかもしんない)、サンプルスタート位置とMIDIキーを連携させるMIDIマーカー、生録スイッチ、サンプルのインポート、プリセットと必要なものが完璧に揃っています。

グレイン/グラニュラーとは何をどうするものかが、見て/聞いて大体わかるようにできていますし、動画もわかりやすくまとめられているため(イギリス英語が強めで聞き取りづらくはありましたが)、教育用途にも向いている印象があります。

このデベロッパーはプラグインとしてはまだ本製品のみですが、Imogen Heapも装着したグローブタイプのミュージックコントローラー(楽器)を繰り出したとこでもあり、筋金入りの音楽テックデベロッパーの一つ。健在であることもついでに知ることができて良かった。

情報

  • macOS, Windows対応
  • AU, VST3対応
  • 定価£99