Oscarizor 使い方メモ

ビジュアライザーとしてドイツのSugar AudioのOscarizorを入れてみました。
バージョン3になり、さらに機能が充実した模様。

Oscarizor – 2D/3D Multi Channel Spectrum Analyzer Audio Plug-In | Sugar Audio
Oscarizor – 2D/3D Multi Channel Spectrum Analyzer Audio Plug-In | Sugar Audio

曲はさておき、ビジュアライザーの動作が、ヒュー…そそるぜ…。

ところがインストールしたはいいものの、操作方法がいまひとつよくわからなかったので、メモっておこうと思いました。

Oscarizor? まず何を…

ステレオチャンネルのオーディオインサートにOscarizorを挿し、PresetsをクリックしてFACTORYタブの「B Version 3 introduction video」の中のどれか選べば、上の動画中で使われた設定でビジュアライザーを眺めることができます。

下部のパラメーターで数々の設定を行えるんですが、個々の表示モードに対する設定が全て羅列、つまりたとえばGONIOを選んだ場合には機能しないボタンやノブなども並んでしまっていて、そのため大量のパラメーターがあるように見えてしまっている点に注意が必要ですね。

MAIN

下部のAIOはAll In Oneで、設定が横一列にズラッと並ぶのだが見づらいのでOFFにしたほうがよさそう。

その上のFUNCTIONにはSCOPE, SPECT, GONIO, COMB-3, COMB-2, WATERのリストがあって、ここで表示させるビジュアライザーの種類を決められます。

CTRL, SYNCは必要時以外触れることなさそう。
CHANは描画させるオーディオのデータに対する基本的な設定。

CHANNELS

ここがたぶんわかりにくいところなので、いったん後回しにしておく。

TOOLS

FFTの設定は一般的なもの。
TILTは傾斜を与えるもの。

TOOLSのCORRはCorrelation。
GENはサイン波を発音させます。
CHANNELSの設定次第でビジュアライザーに反映できたりできなかったりします。
サイン波の周波数はキレイにスウィープしないのでレファレンス用と割り切ったほうがいいのですが、レファレンス用ならピンクノイズも用意してほしいなあ。

MODは割愛。

GFX

それぞれの描画スタイル(マニュアルから)
それぞれの描画スタイル(マニュアルから)

グラフィックの設定。
縦横の縮小率は3D1のGAP, SPREADで設定してしまいたくなりますが、どっちかというとこれは解像度の設定なので描画負荷の調整に使うものと考えたほうがいいかも。
BARは、値を大きくすると昔のRecycleっぽい見た目になります。
その他、いろいろカラーに対する設定があって、ビジュアライザーの根幹に関わるものというより、ぶっちゃけ飾り付け程度のものなので、そんなにこだわる必要もないと思います。

LGT1のところにMOUNT, BARS(ビット絵ぽくなる), CYL(シリンダー;円柱), TUBE(管)の4種の3D描画スタイルが備わってます。
CYLとTUBEの違いがよくわかんないけど、TUBEのほうが高い周波数を拾いやすいようですね。

マウス操作とショートカット

ビジュアライザー部分は、

  • マウス左クリックからのドラッグ
  • マウス右クリックまたは⌘+左クリックからのドラッグ
  • マウスホイールで拡大縮小

で、動かせます。ただしオートメーションはできなさそう。

ESC, Enter, A, D, F, G, H, M, N, O, P, T, X, Z, ←, →, 1, 2, 3, 4で各表示のON/OFFを変更可能(詳しくはマニュアル見たほうが早い)。

ビジュアライザー部分および各ノブはダブルクリックでデフォルトの値に戻る。

クイックヘルプ

ボタンやノブにマウスポインタを合わせると小さく(英語で)説明が出ます。
残念ながらビジュアライザー部分には現れないため、上記ショートカットについては「マニュアル見たほうが」と書きました。

マルチチャンネルでの仕組み

これがわかりにくい。
早い話、見えないミキサーがOscarizorの中に備わっていて、番号を見て合わせろってことになります。

まず、マルチチャンネルとして描画させたいトラックそれぞれにOscarizorをインサートし、それぞれ別のSND(send)チャンネルを指定します。
描画したいチャンネルをRCV(receive)のチャンネルに設定して[S](show)ボタンを押し、CHANNELSのPARALをONにすれば各FUNCTIONともマルチチャンネル状態で表示されます。

カメラコントロールもできるといいのだけど、とりあえずこういう動作になったね、と。

今どきは、もうこのくらいちょちょいとできる若いアーティストも増えてると思うのだけど、僕のようなおじさんはツールに頼るしかないので、ありがたいプラグインです。
欲をいえば、もう少しアナライザーとしての機能が充実してほしいとこではありますね。

なお、VJ用途には適さないような気がします。