Mar.17〜30【2週間まとめ】

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Mar.17〜30【2週間まとめ】

1週間サボったら空けたら随分溜まってる…。

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雑記

著述業を始めて、世の中には「文章中に知らない単語が出てくると読むのをやめる人…
著述業を始めて初めて知ったのは、「文章中に知らない単語がでてくると読むのをやめる人が世の中にいる」ということですね。それまで読むという行為は知らない単語や概念を学ぶためだと思っていたので、編集さんに指摘されて衝撃を受けました。 只今発売中ニュートン4月号「異次元の世界を物理学でのぞく」の原稿を担当いたしました! ・高次元では黒体放射が効くので地球温暖化は問題にならない ・カメラの三脚が100次元だと百脚必要!ムカデしか立てない ・2次元空間では惑星は安定な軌道を持たない なんて話題が満載!(全部計算しま…

読む側として、読むのにまったく抵抗がないものもあれば、読む気も起きないもの、熟読は厳しくてもざっくりと読めるものとがありますね。少なくとも興味のある分野であれば多少難しくても目を通すくらいせねばという気になります。
文章中で主語やら目的語やらボロボロ抜けていて、解読にあたってこちらのカロリーが消費されてしまうものはギブアップすることが多い。

書く側の立場として、自身の表現に誤用や単純な言い間違いがないとは言いませんが、率直に言って、読み手を選ぶ意図で説明抜きに用語を記したりします。
難しい…というかあまり見ないかもしれない言葉を使うのは、背伸び目的でもないならばその言葉が自分の書きたいことを経済的/端的に表してるから。上の文に使った「記す」だって「書く」とはニュアンスが違うから使ってるわけで。これを使わないというのは不経済になる、つまり言い回しが少し長くなるということ。
言っちゃ悪いけど、長けりゃ長いで読まないでしょ、そういう人たち。”しない理由”ばっかり集めてるんだから。

10年以上前になりますが、短い文章で明確に「〜ではない」と記してあるのに「〜なんですね!」と読んでメッセージをくださった方がおられて、驚いた記憶があります。そういう目についた単語だけで脳内で勝手に文章を作っちゃう方がたくさんおられる。以降、そういう前提でずっと考えてます。
近年はさらに悪いことに、書かれてもいないことを勝手に読み取って悪意を捏造する輩も多々目にしていて、こうなってくるともはや読み手には期待できません。

文章が小難しく、登場する用語が難しいけど、面白いテーマで実り多き内容を書かれる方を存じており、私はとても尊敬しています。この日記に書かれた文章なんぞそれに比べたら書き殴りでしかありません。