Mac Studio 導入日記

雑記に書いてたのだけど、あれこれ気付くたびに書き足してたら面倒になってきたので、分離することに。

再発する不調に反し、同クラスへの買い替え筋なし

文字入力中のスタック。動画処理中の負荷の増大。2年ほど前の発症時、市内の専門修理店に入院させたのでした。最近、またぶり返し気味で、様子見してる間にインフレやら値上げやら。
iMacはディスコンしたものの、今年復活しそうって噂を見かけていたので踏みとどまるつもりでもいたんですが。
加えて、この数年、設備投資を考えたタイミングで決まって予想外の出費などあり、出鼻くじかれゲッソリする繰り返しでした。
いよいよMacがヤバげになり、今月頭に買い替えを決断しました。重めの制作案件が姿を見せつつあり、逃げらんねえなと。

同様モデルへの買い換えじゃないと移行時に操作習慣や周辺機器面でまごつくからiMacがよかったんですけど、折よく登場したMac Studioは価格帯とポテンシャル的に妥当。ディスプレイは他社のものに。

下取り

下取りする場合ですが、回収の日時を伝えておくと宅配便の方が専用のジェラルミンケースを持って来てくれます。ケースに入れるのも配達員さんが行ってくれるので、現物をお渡しすればOK。周辺機器も同時にお渡しできるはずですが、PCキーボードの収納箇所を見つけられず、燃えないゴミの日に出すことにします。査定は後日。
考えてみれば上に書いたように専門修理店に入院させてたので、下取りの対象外なのでした。とはいえ、査定対象外でも引き取ってくれるらしいので環境的にもセキュリティ的にもそのほうが安心。

移行はTimeMachineがラク

手元に届いて開封して移行シーケンスをスタートさせると、工程が何度も途中で止まってしまうんで、少し古い3TBの外付けHDを引っ張り出してTimeMachine用に設定し、それを通じて移行作業を行いました。
考えてみれば、調子の悪くなりつつあるMacから順調に吸い出せると思わないほうがいいですね。

その後、大事は起きてませんが、格段に動作が軽くなりもせず感触もさほど変わらず。しいていえばFinderのウィンドウのツールバーが使いにくい(そのうち慣れる)。ただ最近の業務で必須であるAffinity Publisherの動作はだいぶ軽量になりました。
クリーンインストールなら速さを実感できそうですが、時間の余裕もないし、日常的に使用する色んなタイプのソフトを再インストールするのは正直面倒すぎるので、これで良しとします。

買い替え時に先代システムディスクよりサイズの小さなシステムディスクは避けたほうがいい。移行時にだいぶ余計な時間がかかります。

キャッシュは削除すべし

制作環境周りの話をしておくと、いま多くのソフトがSilicon対応してくれたものの、うちではまだ幾つかがダメ。でも日常業務的にはそこまで支障ありません。
移行後は、面倒でもAudio Unitsのキャッシュは必ず削除したほうがいい。うちではAntaresのMic Mod EFXがアンプラグしてもずっと居座るなど、もろもろプラグインでValidationに失敗し、使えてたソフトが使えなくなりました。が、Audio Unitsのキャッシュ削除で(時間はかかったものの)あっさり解決。

マルチディスプレイと周辺機器

某社の4Kを導入し、メインをUSB Type-C、サブをHDMIで接続。4Kのほうがサブになってます。どうやって接続しようとケーブルを幾つか買いましたが結論としては同梱されていたケーブルで充分間に合いました。
旧USBはハブを引き続き使えるのでそれで賄えます。
先ごろのニュースではUSB4がほぼ完成してるそうなので、淡い期待も寄せてます。

おおむねケーブル周りはスッキリし、一時トラブったUAD周りも問題解消済み。周辺機器への電力供給に多少気をつける必要がありそうです。