LoopcloudとOutput “Arcade”、Big Fish “Momentum”を使ってみてる

既に一部では主流になりつつあるらしい(YouTubeでそう言ってただけなので本当かは知らない)ループブラウザ系のソフトをいくつか入れてみて試してみた感想を少しだけ。

基本的に、サブスク解除とともに過去曲が鳴らなくなり得る手法に自分は賛同しにくい。でも、過去曲に縛られないアーティスト活動をされている方にとっては有効打の一つかと思います。
サブスクのスタンスにも幾つか種類がありますが、購入した場合のコストを支払総額が上回る時期がいつしか訪れる、そういうパターンのものは、提供されているサービスが釣り合うかどうかがユーザーにとって検討ポイントになります。ゆえに1️⃣自分の音楽的方向性に適合しているか、2️⃣コンテンツの配給(開発)ペース、これらは無視できない。
ちなみにサブスクの他スタンスとしちゃ、有能(とみなす)制作者への定期的支援、定期的なレンタルまたは使用料(日常的にはこれが多いか…)(と同時に取り扱い消耗製品の多さの印象づけ目的)など、と自分はとらえています。

  • Momentumに関しては先日書いたとおりドライ気味なロック調の素材がなかなかいい。機能の把握はそこまで難しくないが、すぐに慣れるUIとは言い難い。操作次第でDAWごと落ちるのも頭の痛い問題。
  • Loopcloudは、膨大なデータを持つLoopmasters製品をブラウジングできるのでジャンル的な縛りは緩いのだけど、プレイ時の自由度は高くない。ぶっちゃけLoopmastersのサイトを専用ブラウザで見るようなもの。
  • Arcadeは、素材の作り込みと音がまあまあだけど、ダウンテンポやエクスペリメンタル系が多く、新パッケージの配給ペースも遅め、作り込もうとするとややこしいUIって印象。

他にも既に参入しているものや、参入検討中のメーカーがあると思うので、現段階ではたまたまチェックしたこの3つだけ感想を書きました。

もちろんユーザーのふだんの作り方やジャンルの方向性との相性が第一なので、必ずしも僕の感想には合致しないと思いますが、急ぎでこれ系のソフトが必要であれば、参考になったらいいなと。