Logic Pro : ガイド本執筆後気付いたいくつかのこと

Logic Pro XでのApple Loopsの削除と再構築

Apple Loops内の素材の整理、削除はLPXでも手動です。
削除方法(”システムファイルを含む”ファイル検索で見つけるのがいいかも)
~/Library/Audio/Apple Loops/User Loops/
から不要なものを削除します。データベース内の残滓を処分するには左のスクショのようにしてApple Loopsライブラリを再構築。

EXS24の追加パラメータ

ストリングスの奏法などをコントロールできるアーティキュレーションIDって、LP9でもありましたっけ? LPXインストール以前の状態が確認できないので不明。

ついでなのでアーティキュレーションIDの使い方を簡単に説明しておきますね。
いちばん簡単な使い方は、Smart Controlを表示してアーティキュレーション(staccatoとか)を切り替えながらMIDIキーボード等の入力機器を通じてリアルタイムレコーディングする方法。ミュージカルタイピング(⌘K)やステップインプットキーボード(⌥⌘K)で入力できればいいんですが、これは今後のアップデートに期待しておきましょう。

既に打ち込み済みのノートのアーティキュレーションIDを変更するには、Event ListのViewメニューからArticulation IDを選択して、該当ノートを選択して値を変更したり、Step Editorを使うのが穏当かと思います。
Logicの独自パラメーターのわりにはちょっと作り込みが甘いというか、正直リーチしにくいですね。

あと、LPXのEXS24の下部にランダムベロシティなどのパラメータが追加になっています。
MIDI mono modeは、そのEXS24に送り込まれるMIDI信号のMIDIチャンネルに関する設定で、例えばcommonを1に設定して、その下のbendrangeを24とかにしておくと、MIDI ch1以外のチャンネルで送り込まれたピッチベンドレンジを(このパラメータの選択肢である)0, 24, 48の幅で動かすことができるようになります。Sculpture等のプラグインでも設定可能。

EXS24のLFOの仕様にはいまだに馴染めない

LFO EG decay/delayは実際はいわゆるfadeとして動作。
また例えばLFO waveformをtriangleにし、ピッチに対してLFOのEG decayをパッチングすると開始音程というかニュートラル時の音程がズレます。同様の設定でwaveformがtriangle、saw down、unipolar squareのとき振幅の下限値が軸になって固定されてしまう(bipolar的な動き)のに対し、saw upやbipolar squareにおいては下限値の軸すら離れてしまいます。前者においては開始音程がそもそも相応にズレてるんでbipolarと称してよいのやらunipolarと称してよいのやら。
ES2等ではこういうビブラートにならないので、いつかは修正されるといいなと思ってます。

Logic Pro 9とLogic Pro Xのマニュアル置き場

アップル – サポート – マニュアル。いずれもPDF。LP9のPDF版マニュアルはAppleのサイト内に明示的なリンクがありません。

Drum Kit Designer音源をEXS24で開く

ライブラリでは辿れないけど、検索窓で「Liverpool」などと打ち込むことでDrum Kit Designerの音色はEXS24で開くことができます。ミキサーやインスペクタのチャンネルスプリット上でDrum Kitとなっている箇所をEXS24に変更するのもOK。
LP9ではFactory Content配下にDrum Kit Designerと称するパッチを見つけられますがEXS24から開くことはできません。諦るほかないでしょう。

また、Producer Kitを使っていた場合はマルチアウトのEXSで置き換えられますが、このままだと全て1-2から出力されてしまいます。
音色エディット画面でGroupなどを確認するとわかりますが、この場合、左のスクショのように出力先の番号に対応したアウト先に直すといいです。
以前書いたと思いますが、LPXから追加された音色の多く(全部だったかも)はスプライトファイルとでも言うべき単一ファイル(コンソリデート)になっています。それぞれ独立したファイルになっているならば、幾つかを外して軽量化させることができますが、コンソリデートされているとそれができません。個人的にはこの方式にあまりメリットを感じていません。

Track Stackされたトラックのbounce in place

できないのかと思っていたら、バウンスメニュー内にありました。