Logic Pro : PedalboardのBusルーティングが謎

ふだんLogic Pro X上でギターにエフェクトをかけるにはNative InstrumentsのGuitar Rigを使っているのだけど、今日はワケありで Pedalboard を使っていた。

ところがどうもバスルーティングの動きがおかしい。

2 つ目のバスルーティングを作成する
以下のいずれかの操作を行います:

  • ペダル領域の真上にポインタを移動してルーターを開き、ルーターにあるストンプボックスの名前をクリックします。
    ルーターに灰色の 2 本の線が表示されます。下側の線は「Bus A」を、上側の線は「Bus B」を表しています。ペダ ルの名前は上側の線に移動します。選択したストンプボックスが「Bus B」にルーティングされ、自動的に「Mixer」 ユーティリティペダルが信号経路の末尾に追加されます。
  • 複数のペダルが挿入されている場合、ペダル領域に「Splitter」ユーティリティペダルをドラッグします。 また、信号経路に 「Mixer」 がない場合は、信号経路の末尾に 「Mixer」 が自動的に挿入されます。

とマニュアルにはある。

エフェクターが1個の場合、マニュアルにあるように、ルーター表示のエフェクターの名前部分をクリックするとクリックしたエフェクターがBus Bにルーティングされる。

ストンプボックス(エフェクター)1個の場合

ストンプボックス(エフェクター)1個の場合

エフェクターが2個になると、マニュアルには記載がないが、1個目のエフェクターをクリックしたときと2個目のエフェクターをクリックしたときとでルーティングが異なる。

3個だとどうか。

ここまでは「ああ、そうなんだね」なのだが、実はまれにこの動作にならないときがある

んで、いまだにその現象の発生条件を特定できていない。
これ以上、仕事の時間を割いて試せるような優雅な生活ではないのでぼちぼち放り投げることにした。

ちなみにルーターの線にある黒い小さな◯、これはソケットと名付けられていて、ここをクリックすると経路が変わり、ダブルクリックするとSplitterに置き換わる。
マニュアルに書かれている以上、ルーティングの変更に関してはこれが正規の使い方になるわけだが、開発側が想像していない非正規の方法でルーティングを変更した場合に、以降自動ルーティングがおかしくなる可能性が考えられる。

Pedalboardの残念な仕様の一つは、この個々のエフェクターの設定をインポートすることはできてもエクスポートすることができないところ(できる?)。
なので、いったんおかしくなってしまった自動ルーティングを正常な状態に戻すにはいちどPedalboardを丸ごと初期化=デフォルトを呼び出す(Recall Default)を発効しないといけなさそう。

※いま「デフォルトを呼び出す(Recall Default)」と英語版メニューと日本語版メニューを併記して思い出したが、うちの環境だとステップエディタの挙動が英語版と日本語版で異なる。英語版だとノートごとにレーンの割り振られたドラムの打ち込みに適しているとされる(自分は全くそう思わない)ステップエディタが初期表示される一方、日本語版だと完全に空のステップエディタが初期表示される。

またLogic Pro 9ではルーター表示内のエフェクター名をドラッグすればルーティングを変えられたのだが、それがLogic Pro Xの仕様から無くなっているようで、GUI上でどうにか戻す唯一の方法が断たれた感がある。

PedalboardのControls表示

PedalboardのControls表示

と、はたしてPedalboardを使ってる人がどのくらいいるかわからんのだけど、実はプラグインウィンドウの右上ViewというメニューでEditorをControlsの表示に切り替えるといちおうルーティングを手動で変更できる。

Controlsは、何かと困ったときに最後の頼みの綱でいじる画面。
ハッキリ言って(ハッキリ言わなくても)わかりにくいのだが、中央にあるのがルーティングの設定で、AをBに、BをAに切り替えればおかしな状況が直せそうだ。
不安であれば、もう1個Pedalboardを立ち上げてそちらはEditorの表示にしておいて、こちらからそちらに設定をコピペして確認するといいだろう。
そもそもControlsにしなくても直せるのがベストだが、今のところコレ以外で直せる方法を見つけられていない。