IRミキサー “Libra”

STL TonesとIgnite Ampsの共同による、なんとも大人げないキャビネットシミュレーター(と言って差し障りはないかと)、 Libra 出ました。
このコンビはEmissaryも手がけてましたか、どうでしたかね。

STL Ignite - Libra - STL Tones
STL Ignite – Libra – STL Tones

Libraはてんびん座。
紹介動画は、冒頭のしゃべりが少々長いので2分くらいのとこから見るといいでしょう。

Ignite Ampsはフリーでもなかなか強烈なアンプシミュを出してるとこで、少し前まではいろいろお世話になってました。
ギタリストじゃないので音作りはそこまで詳しくないってことで、Guitar Rig用のプリセットをネットで探しまくった時期があります。今はそれも尽き、Heavier 7 Stringsのプリセットしか使ってません。多少、自力で調整はしますけども。まあ、あまりに奥が深いことがかえってわかったので、これで良かった…決してズルじゃないと自分に言い聞かせてます。

Heavier7strings - Virtual Instruments - Three-Body Technology
Heavier7strings – Virtual Instruments – Three-Body Technology

Heavier〜のキャビネット・シミュレーターもなかなかのもので、要はLibraだとこのキャビネットを倍の最大8つでバランス取ることができる、こだわりの逸品と考えるとよさげ。

Three-Body Tech ” Heavier7Strings “

ちょっと紛らわしいなあと思うのは、Libraのウィンドウ真ん中のグラフィック見ると、ギターアンプを後ろに配置した場合もシミュレートできるのか!と思わされるけどもそうではないっぽいこと。

デモ版の提供は「まだ考えてない」らしく、実際の使い心地がまったくわからんのですが、ひとまず初期で用意されているIRがMesa OS, Mesa Std, Engl Pro, Marshall 1960を含む8種類というのが製品ページに記されてます。
おそらくネットのあちこちでアンプのIRデータは配布されていると思われますんで、よほど特殊な形式でなければ読み込んで活用できるでしょう。
単純にギタリスト用と考えなくても、何かしら面白いことに使えるんじゃないかなとも思います。
定価が$69で、イントロ価格で$49。デモ版の出現を待ってる間にイントロ価格が終わらないことを祈ります。