Orchestral Tools “Layers” オーケストラ和音音源 [Free]

Orchestral Tools からSINE Playerと対応音源の販促を狙うと見られる、フリーのオーケストラ和音音源 Layers が出ました。Windows, Mac対応、VST, AU対応。

SINE Playerインストール時のライセンスの説明、字が小さすぎる
SINE Playerインストール時のライセンスの説明、字が小さすぎる

SINE Player自体が初めて使うというか初耳なので、導入の流れも一応記録しておきます。
ユーザー登録をしてまずSINE Playerをダウンロードし、インストール。

(1)アクティベーション画面
(1)アクティベーション画面
(2)アクティベーション完了後
(2)アクティベーション完了後
(3)My LicenseでLayersをダウンロード
(3)My LicenseでLayersをダウンロード
(4)Libraryはこのように表示されるので、Articulation Listにドラッグしていく
(4)Libraryはこのように表示されるので、Articulation Listにドラッグしていく
(5)PerformanceではKey Switchと音域が確認できる
(5)PerformanceではKey Switchと音域が確認できる
(6)Mixer画面
(6)Mixer画面

SINE Playerはスタンドアローンおよびプラグインの形式で使用でき、どちらで起動してもアクティベーション画面が表示されるはず。両方同時に立ち上げるのはやめたほうがいいです。
Activateボタンは押しても何も反応がないのですが、裏ではきちんと動いてるらしい(うちでは、スタンドアローン版だと待機を意味する虹色アイコンに変わらなかったのでわからなかった)。
動作中、Store画面等はWebブラウザの役目を果たし、メーカー製品の宣伝ページが表示されるようになっています。お蔭でアカウント画面にアクセスしやすかったり、SINE PlayerやOrchestral Toolsが気に入った人には製品購入のハードルが下がって便利なんでしょうけど、こういう設計を嫌がる人もいそう。
ちなみにこの画面からサインアウト(ログアウト)したかったんですが、どこ探しても方法が記されてませんでした。あとアンインストールの方法も見当たらず…。

動作に関しては上にスクショ載せてる通り、そこまでわかりにくいことはないようです。
Layersだけだとライブラリ的にも薄く、一通りざっと見たら「はい、終了」ってなりそうですが、言われてみりゃオーケストラの和音だけ欲しいってときにオーケストラのライブラリを呼び出してちまちま積んでいくのは、確かにメモリ効率がいいとは言えないので、「なんとなくそんな雰囲気がほしい」ときには好都合かもしれません。

以前紹介したViennaのBig Bang(Vienna Symphonic Library “Big Bang Orchestra” – フリー配布中 – makou’s peephole)のようなフリー音源などとも合わせて、テクスチャーとして上手く使っていくといいかなと思います。