Kontakt 7.10.7アップデートで高速に

Kontakt 7.10.7アップデート

既にKontakt 8が一定の信頼度で普及しているようなので、今?と言われればそうなのだけど、12/2付けでKontakt 7が7.10.7にアップデートし、大きめな不具合がもろもろ修正されているようです。
こういうの、クリティカル・アップデートとは言わないんでしょうかね。知らんけど。

中でも最大のトピックは、ロードが6倍も速くなっているということ。
たしかにうちでも先ほど(やたら重く感じる)Tokyo Scoring Strings 2のNFR版やを8Dioの1971 Estonia Grandをロードしたらすげえ速かった。
これは、Kontaktへの登録製品の数が多かったり、サードパーティのプラグイン(プラグイン?)が多かったりした場合にKontaktライブラリのロードが極端に重かったということでもあり、正直、音楽制作者にとって利用を躊躇うレベルで由々しき事態。
今まで俺はなんと無駄な待ち時間を強いられてきてたのかと思わざるを得ない。

おそらくKontakt Playerのユーザーにとっても同様と思われます。
Native Accessでアップデートを確かめる習慣のない人にとっては、由々しき事態のままこの先も使い続けてしまいかねません(Kontakt自体がcheck for updatesの機能を搭載してほしいものですが)。
もし、この記事でハッとされた方がおられたら、Native Accessでアップデートを確認してみてください。

その他、KSP(もっぱらライブラリ開発者が関わる部分)内の不具合も解消されているようで、Kontakt 8との整合性…というかバランスが遂に保たれたかもしれません。


Kontakt 7.10へのアップデートはいったん7.9へのアップデートを挟む必要があり、またmacOSではアップデート後にオーディオデバイスの再設定を必要とするとのこと。


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