iZotope 製品 アップデート前の設定のインポート

どうってことない記事です。
1年に1回アップデートされがちなOzoneなど iZotope 製品で、愛用していた自分用の設定が、アップデート後にいなくなるのが面倒だなあ…と思ってたら、単純に設定ファイルをコピーしてくればいいと書いてありました。

Usersの書類フォルダにある
Usersの書類フォルダにある
Ozone 8から9に移植後
Ozone 8から9に移植後

つまり自分のアカウントの書類(Documents)にあるiZotopeフォルダ内に自分が作った設定があるはずなので、それを新しいiZotope製品の同じ箇所にもコピーする、と。
マシンやDAWの再起動は要りませんが、起動中のDAW内でインサート済みのプラグインは再度挿し直す必要があると思います。アップデートによって大きく機能が変わる、たとえばStutter Editはこの手法が通用しないとのこと。

ちなみに最新版で古い設定を引き継ぐのは新機能を否定するみたいで嫌って考え方も一理あるのですが、稀にある「あのときどういう設定だったっけ?」を解決するためだけに古いバージョンのソフトを残すより、設定のフォーマットを更新して最新版でも開けるようにしといたほうが総合的に手間隙が省けると考えています。

この間も書いたのですが、今年うちのMacを修理に出したあと、iZotope製品を含む幾つかのソフトのプリセットメニューが軒並み消失しまして、でも何故かこのOzoneの自分の設定だけは残っていて、お蔭で使い続けられていました。
ふとカスタム設定以外のプリセットが全部空っぽやんと気付き、ついでに改めてインストールし直したのでした(先日IK Multimedia製品の再インストールについて書いたのも同じ理由)。

再インストール前にアンインストールを行なってもカスタム設定は消えないので、これで完全無欠の状態。すこぶる快適。