文章VS動画 は、内容の巧拙次第って気も

先週見かけた話題。

ダラ見が目的なら別に気にすることもないんですが、たとえばソフトの使い方をググったときにリストアップされるYouTube動画って、いま知りたいことにビンゴ!となる確率があまり高くない。
やたら説明が長かったり、逆に再生時間5秒程度のほぼ静画だったり、情報が古すぎることも(幸い投稿日がわかるからいいけど)。
英語の動画の場合「アレでこういうことがしたい」というGoogleでの検索語句に対応した秒数にジャンプしてくれることがあって、それに期待しつつ英語で検索することもあります。必ずしもビンゴではありませんが。

音楽制作における情報に携わる身として、文章のほうが有り難いときもあれば動画のほうが有り難いときもあって、一概にどちらが好ましいとはいいにくい。
文章のほうが情報を得るための消費時間を圧縮しやすいけれども、一方用語がまどろっこしい面もあります。まどろっこしい用語をマウスで選択してすぐググれるのは便利ですけどね。
動画だと(概して)わかりやすい一方で一定の時間がかかったり、視聴者の習慣次第では考え方が固化しやすい面もあります。
YouTubeでは再生速度を変更することができますが、音楽に関する内容だと速度を変えちゃうと音を確認しにくくなってしまいます。したがって等速で見ざるを得ず、動画の作り手マターで時間を消費してしまういます(口頭説明オンリーの場合は倍速再生でもいいんですが)。他方、専門用語を除けばCCでの英語は大体合ってて(他国語のCCもきちんと用意すればきちんと表示される)、またサーチバー上でその箇所のサムネイルを確認しつつ飛ばし飛ばし視聴できます。

などと考えつつ、でも結局のところ文章にせよ動画にせよ、説明の上手さ下手さが視聴者の負担を左右しますよね。
自分は説明が下手なので動画に手を出す気にはあまりならんです。