Impact Soundworks “Tokyo Scoring Solo Strings”


Impact SoundworksからTokyo Scoring Stringsの小編成版、Tokyo Scoring Solo Stringsがリリースされました。NFRをいただけたので、チェックしつつ、ざっとしたためていきます。
紹介動画がアップされていて、いくらかついたネガティブコメントに対する別の方のコメントに記されているのと同じで、この動画でサウンドクオリティを判断するのは性急かなと。
Anima Mixというのは4本セットアップされたマイクをミックスしてメモリを節約した(かつエンジニアの方のお勧めサウンドと考えられる)nkiインストゥルメントで、プリミックスのnkiだとサウンドメイクの幅がもっと自由。
人それぞれ好みのサウンドはあって、ある人にとってはナイスな音であってもほかの人にはそうでもない、あるいは特定範囲のジャンルではバッチシでもほかではイマイチってことは往々にしてあります。消費メモリを考慮してロードするnkiについても一考の余地があれば、おすすめサウンドとリスナーの好むサウンドとのバランスについても考慮の余地があるもんです。

Tokyo Scoring Strings(これもNFRいただいてました)は、VSLとかSpitfire等のライブラリーと比べると音の距離感が近いというか、自分もド日本人なもんで質感、テクスチャ感的に「欲しかったのはこれよ」ってとこが大いにあります。ジャンルによってはもう少し奥で鳴ってほしいときもありそうですが、ストリングスの音源としては持っているといざというときに助かる存在かなという印象です。
機能、操作性
以前も記したようにIntimateって観念に近年は注目が集まっていて(誤解のないように言うと、それ以前からあった観念/表現手法だけどIntimate, Intimacyっていうちょうどいい形容が見つかったため突如焦点になった、という感じ)、この製品のようなソロ弦楽器のサウンドは当面かなり役立つ場面が多いんじゃないのかなと。
もちろん、もっとクラシックの演奏っぽいニュアンスが欲しいとなると、ほかに適したものはあるでしょうから、用途や分野、ジャンルをくれぐれも念頭に置いて考えたほうがいいでしょうね。
個人的にはバイオリンのビブラートが深めなのがいい。ちょっとロマ音楽系のパッションあふれるバイオリン(フィドル)を模すにはニュアンスが近そうです。
価格は$249で、購入時にはDelay Compensatorなるものが付属します。このDelay Compensatorは別に空間系エフェクトのプラグインてのではなく、意図的に遅延信号をDAWに送ることでTokyo Scoring StringsないしTokyo Scoring Solo Stringsの発音タイミングをほかのトラックと合わせるみたいなもの。なので、快適に自宅の制作環境で動作させるには欠かせないもの。