「レッチリ “I’m with you” のレコードはCDより音がいい」

Red Hot Chili Peppers の I’m with youのレコードが、CDより音がよいという噂があり、それをProduction Adviceの Ian Shepherd氏が検証しています(Red Hot Chili Peppers – ‘I’m With You” vinyl sounds better than CD – Production Advice)。

もともとIan氏はLoudness Warに異議を唱えるエンジニアで、この記事もその文脈にあるようです。
曰く、CDのフォーマットは技術的に充分だし、CDとバイナルはそりゃ手順も違うだろうし、当然エンジニアも最善を尽くしているんだろうけれども、商売上の音圧競争で結局犠牲が生じてしまうのが解せぬ、と。

レッチリはあまり聞き込んでないけれども、これだけ違いが出ると魅力が薄れちゃうなあという気はします。
バイナルのほうがコンプ感が鮮やかに出てますけど、CDのほうはギターもドラムも天井すれすれをこすってる感じ。サビ部分のキックのヌケも違います。プロで最前尽くしてこれだとウチらどうしてよいものやら…。