個人作 “i/o”

作りかけだったもの、書き下ろしなどを取りまとめて3年ぶりに個人作 “i/o” をbandcampでリリースしました。

追記:iTunes Store、Spotifyでの配信を4/12から開始しました。

アルバム・2019年・6曲
makou "i/o"
makou “i/o”

主要な制作活動では比較的オーソドックスなものを2,3年作り続けてきてますが、その一方で鬱憤…ではないんですが何かゲージが溜まっていくような感覚があって、そのつど人目につかぬようガス抜きみたいに書き散らしていたリズムとコードが複雑なもの、それらをまとめたものになります。

いつもこういう風に取りまとめたとき、そのコンセプトは一区切りで無制限休止って扱いにするんですけど、今回は、一区切りは一区切りでも本の栞みたいに継続的に掘り進めていけそうな感覚があって、40年余り生きてきてやっとベクトルが見えたかなって思ってます。

i/oってのはもちろんinput/outputの略。
でも信号の入出力ってんじゃなく、寄せては返す、入っては出て、みたいな意味合いで名付けていて、それ踏まえて人の出入りがちょっと落ち着いた時間帯の駅改札の写真をジャケットに使わせてもらいました。

昔作った「★」って曲のリミックスをなんて声もいただいて、どういう感じにしようかと考えて、結局ピアノアンビエントとしてタイトルもいじって収録しました。

今回ほとんど声ネタを使っていないので、今年は声ネタを使った作品群でもう1作くらい出したいなあって思ってます。
というか、アルバム単位じゃなくても、なんか出来たらそのつど出していくやり方でもいいかとも思ったり。

4/28には、Quadrifoglioのほうも新譜出ます。
こちらもよろしくお願いします。この”i/o”とはまったく系統違います。