はい。再三再四告知してきた初執筆のミクV3解説本(https://amzn.to/30Hpabb)はいよいよ明日発売。
経緯は執筆日記に書きましたんで興味あればご覧下さい。
先日手元に見本誌が数冊届きました。空押し加工の上、テラッテラに光っている表紙を編集様からの写メで確認していたのですが、いよいよ手にし、実物の豪華さに狼狽を禁じ得ませんでした。
入稿後早々に別件の制作仕事がヒートアップしていたものの落ち着かなさは幾分あって、果たして書籍を手にしたらトキメいちゃったりするのではと思ったのですが、存外フツウの感覚でした。「お、おぅ」みたいな。
もちろん、どんなに頑張って毎日仕事していても執筆の機会などそうそう訪れないので、しつこいようですが、機会を頂戴したことをとても有難く思っています。
さて、多く語らずにいた内容について。
リットーさんのHPで各見出しがご確認いただけますが、
- これからミクを使ってみようって方、イマイチ使いこなせない方、知らない手法に興味がある方に向けて調声手法等の紹介
- VOCALOID3 editorでなくPiapro Studioを使ってみようって方に向けてPiapro Studioならではの機能の紹介
- マスタリング用途で最近その名を耳にする機会の増えたStudio One(書籍で取り上げたのはその導入版にあたるStudio One Artist)の機能の紹介と基本的な活用方法
こんな感じでまとめています。大量のスクリーンショットで相当わかりやすいはず。
大事なこととして。
操作方法や表現手法も紹介していますが、その源泉となる渇望の見つけ方とか、手法の捻り出し方、アイディアの活かし方についても軽く言及しています。ボカロも同人も、好きなものにお好みの形で接していくのが命題だと思っているんで、画一的な使い方を促す指南書的な内容は極力避けたという感じ。
要するに、仮に手法や手順の具体名を塗り潰して読むとしたら、見えてくるものがあると思いますよ、ってことです。もちろん僕がそう示唆しなくたって意欲やアイディアがドバドバ湧いてくる方もおられると思いますけどね!